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更新日:2025年12月26日 NEW!

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「CSMアクセルドライバー&トライアルメモリver.2」の詳細仕様をご紹介!

みなさんこんにちは!
CSMダブルアイテム開発担当です。

本日16時より、CSM アクセルドライバー&トライアルメモリver.2の予約受付を開始いたします!


「CSMダブルドライバーver.2」、「CSMロストドライバーver.2」に続いて、アクセルドライバーもver.2化することができたのは、CSMダブルシリーズを応援してくださるユーザーの方々のおかげです。ありがとうございます。
CSMダブルシリーズver.2最後のライダーベルトとして、集大成を作る意気込みで、本商品の開発を行っています。


本ブログでは、そんな「CSMアクセルドライバー&トライアルメモリver.2」
について、開発秘話など交えつつご紹介します。

本商品は
・アクセルドライバー
・アクセルメモリ
・トライアルメモリ
・ガイアメモリ強化アダプター
がセットになったアクセルの変身にまつわるオールインワンセットです! 
ダブルドライバーver.2やロストドライバーver.2を持っていない方でも、単体でアクセルの全ての遊びが楽しめるようになっているので、照井・アクセル好きには是非手に入れて頂きたいです。
それでは以下より、本商品の注目ポイントをご紹介します!

まずは基本のアクセルドライバーとアクセルメモリについてです!

●照井竜の映像作品内のセリフを収録!
本商品のベルト本体、各メモリには、不死身の男、照井竜(演:木ノ本嶺浩氏)の映像作品内のセリフ音声が収録されています!
これをもって、ダブル、ジョーカー、スカル、エターナル、アクセルの全ライダーのベルトに当時のセリフ音声が収録されることとなります。開発者として感無量です。

セリフの内容についても、良いセリフがしっかり入っていると思います。
予約ページに「俺に質問をするな。」「今こそ呪われた過去を、振り切るぜ!」などのセリフが掲載されていますが、それ以外にも「俺は死なない、まだやらなきゃならないことが、あるからな…。復讐に呑まれた哀しい女。俺が救ってやる。」や「知らないのか。俺は死なない。」など、不死身の男としての代名詞的な台詞も入ります。
少しコアなところで言うと、「彼女もマジシャンの端くれ。そして俺も、仮面ライダーの端くれだからな!」や「俺に質問…しないでくれるかな?」なども収録予定です。本当に照井は名言が多いです。

他にも、たくさんのセリフが収録されますので、楽しみにして頂きたいです!

●ドライバーは新規造形!
本商品は発売済みのCSMアクセルドライバーから形状を一新しています。(ベルト留めなど、アップデートの必要がないパーツの形状はそのままですが、ドライバー本体、ベルト基部、ジョイントなどは、全く異なる形状、構造になっています。)
形状を一新するにあたって実現しているのは下記の仕様です。
①ドライバー本体に音声・発光ギミックを搭載
②全体の形状バランス、ディテールを劇中造形物に合わせアップデート
③パーツを塗装色ごとに細かく分け、彩色のメリハリを向上
上記の3点について順を追ってご説明します。

① ドライバー本体に音声・発光ギミックを搭載
今回のアクセルドライバー最大の特徴は、ベルト本体に音声ギミックと発光ギミックが搭載されている点です。これによって「CSMダブルシリーズver.2」らしい、さまざまな遊びが可能になっています。
CSMを開発する際は、多くの場合「やりたい遊びをするためには何個のボタンやスイッチが必要か」というところから検討を始めるのですが、今回は内部も含め、諸々で合計8個のスイッチが必要でした。
実はアクセルドライバーはDX版の頃から内部にはほとんどスペースが余っていなかったので、シルエットはそのまま、内部に新たに8個のスイッチを組み込むはとても難易度が高く、元々はダメ元での設計検討でしたが、電池の収納位置やスピーカーなど工夫し、なんとか入れ込むことができました。結果として、内部機構含めて過去品とは全く別モノになっています。




ボタン実装の上でのこだわりポイントは、BGMボタンにあります。こちらは、元々のDXにも小さく存在している造形なのですが、本商品では、劇中造形物に合わせて、大きめに作っています。また、22話のトライセラトプス・ドーパント戦でアクセルガンナーに変形した際、砲撃アクションのためのトリガーボタンとして使用している描写があるので、アクセルドライバーをアクセルガンナー状態にした時には効果音ボタンとして使用できるように機能が変化します。


② 全体の形状バランス、ディテールを劇中造形物に合わせアップデート
各種ギミック搭載のために新規で造形を作成した本商品ですが、せっかく新規で設計するなら、と造形は劇中造形物に合わせてリファインしています。
過去商品と並べると、違いがよくわかると思います。
レバーについては、過去CSMと同様、ダイキャスト製となっています。こちらも形状をアップデートしており、過去CSMよりもエッジの効いた見た目になっています。


③ パーツを塗装色ごとに細かく分け、彩色のメリハリを向上
すでに展開済みの「CSMダブルドライバーver.2」でも、パーツを色ごとに細かく分けることでディテールに立体感を生み、彩色のメリハリを高めるということを行っておりましたが、今回のアクセルドライバーも同様の方針で形状のアップデートをしています。

造形周りについては以上です!

●充実の音声ギミック!
音声ギミックも気合いの入った仕様となっています!例えば、変身音は通常変身音に加えて、
19話の初回変身(グリップを捻ると「アクセル!」の音声のみが鳴り、変身待機音が数秒持続した後、変身音が鳴る)や、通常よりも短い短縮変身など、変身音のバリエーションを楽しむことができます。
また必殺技音については、28話で見られた仮面ライダーダブルと一緒に繰り出す「ライダーツインマキシマム」や、46話のテラードラゴン戦で見られた、アクセルタービュラー状態での必殺技音も発動可能です。
加えて、必殺技時にレバーを連続で何度も押し込むことで、その後の必殺技音が回数に応じて変化するという機能も搭載しています。例えば、9回レバーを入力すると、その後は9連攻撃のような音が発動します。

アクセルドライバー、アクセルメモリについての説明は以上になります!

続いて、今回初のCSM化となるトライアルメモリのご紹介です!

●完全新規造形!
トライアルメモリについても、完全新規造形です。メモリ内部のディテール形状がver.2基準にアップグレードされているほか、細かい形状がパーツ分けで再現されており、彩色のメリハリ感が増しています。
そのほかにも、細かい部分のディテールを劇中合わせに修正しています。
よくよく見るとDX版と相当形状が異なる部分もあります。



●必殺技遊びが進化!
トライアルメモリといえば、タイマー部分についたボタンを操作し、カウントアップを行う必殺技遊びが醍醐味かと思いますが、今回はその必殺技遊びがかなり進化しています!

トライアルメモリでのマキシマムドライブは、10秒をストップウォッチのように計測し、10秒以内にそのカウントを止める、という流れで必殺技を発動します。ただ、劇中の活躍シーンを見てみると、実際の映像の長さは10秒以上あることがほとんどです。
DX版のトライアルメモリは、カウントが9.9秒を越えれば再度0.1秒に戻る仕様で、それはそれで遊びやすかったのですが、劇中の照井のように9秒台の表示を出すためには、表示が0.1秒に戻ったタイミングから、もう9秒待って、タイミングよくカウントを止めなければいけない仕様になっており、この部分が劇中再現遊びをする上ではネックポイントだったかなと思います。(あれはあれでボーイズトイとして最高の玩具なのですが…)

本商品は、劇中再現のしやすさ向上のため、下記のように仕様を変更しています。

① 0.1秒から9.9秒は、DXと同様、普通のカウントアップの挙動
② カウントが9.9秒を超えると、9.0秒に戻る
③9.0秒から再度9.9秒へとカウントが進み、9.9秒の後は9.0秒に戻る。
以降、③を繰り返す

つまり、カウントが9.9秒を超えた後、どのタイミングでカウントをストップしても、「劇中のような9秒台のセグメント表示」にすることができるということです。規則性を持って9.0〜9.9秒が繰り返されるので、目押し遊びも可能です。
言葉で説明すると複雑になってしまいますが、実際に遊んでみるとシンプルかつ遊びやすい仕様になっていると思いますので、是非手に取っていただきたいです。
DX版のトライアルメモリを知っている人も知らない人も、満足いただける遊び心地になっていると思います。

また、作中で照井が経験したであろうシビアなカウントアップの感覚を追体験したい人向けに、カウントが10秒を超えると「マキシマム失敗」となり、劇中の失敗演出が流れる「特訓モード」も搭載しています。
10秒を超えても快適に遊べる本商品の仕様を「甘い、甘すぎる…!」と感じる不死身のお客様は、是非こちらにチャレンジしてみて下さい。
加えてこちらの「特訓モード」を、メモリをセリフモードにして遊んだ場合、映像作品内で照井による秒数読み上げ台詞のあった9.8秒や9.7秒でカウントを止めることができた時には、「9.8秒、それがお前の絶望までのタイムだ。」といった具合に、秒数に応じた照井の読み上げボイスが鳴るご褒美仕様もあります。
※9.1秒だと「タイムアウトだ…。」の台詞が鳴ります。
シビアな分、面白い遊び体験になっていると思います。

※後述しますが、もっと簡単に秒数に応じた固有セリフを鳴らす方法もあります。

●通信ギミックの真骨頂!「秒数選択必殺技遊び」!
今回のトライアルメモリの最大の進化点、それは「秒数選択必殺技遊び」です!
トライアルの必殺技は作中で何回か描写されていますが、その際のカウントストップ時のセグ表示は9.8秒(ウェザー・ドーパント戦)、9.7秒(ホッパー・ドーパント戦)、9.2秒(オールド・ドーパント戦)、9.1秒(トリガー・ドーパント戦)と、シーンごとに異なっていました。今回新たに追加された「秒数選択必殺技遊び」とは、その秒数を「絶対に出す」ための仕様になります。
遊び方は至ってシンプルで、トライアルメモリで変身したあと、アクセルドライバー側で特定の操作をすることで、ドライバーとメモリが通信を行い、カウントストップ時に出すセグメント秒数を選択することができます。
トライアルメモリ側は、ベルトから受けた信号の種類によってセグメントに番号(01~06)が表示され、視覚的にもどの必殺技のモードなのか確認することが可能です。

モードは全6種類で、下記の通りです。


例を挙げて遊びを説明しますと、
例えば01のウェザー・ドーパント戦を選択した後、必殺遊びを行うとカウントスタートと同時に鳴る攻撃音や掛け声がウェザー・ドーパント戦のものに変化します。
その後、カウントストップを行うと、どのタイミングでストップしたかに関わらず、ストップした時のセグメント表示が「9.8秒」になります。
そしてメモリがセリフモードであれば照井の「9.8秒、それがお前の絶望までのタイムだ。」の台詞が鳴り、爆発音も該当シーンのものになります。(ウェザーメモリがブレイクされる音まで一連で鳴る。)
といった具合です。
この仕様によって、相当劇中再現のしやすさが向上しており、誰でもノールックで9.8秒を叩き出すことが可能です。プログラム開発する上でデバッグを兼ねて何回も遊んでいますが、ノールック9.8秒は本当に気持ち良いので、是非実際に触っていただきたいです。

ちなみにリストの05が先述した「特訓モード」で、06は初変身時の「マキシマム失敗演出」を再現できるモードになります。
マキシマム失敗演出時は、カウントが10秒経つ前からエラーの音が鳴り、台詞モードであれば照井の「ぐっ…!まるで制御できない…!」という声が付加される、マニアックですが印象的なシーン再現のモードです。こちらもなりきり度抜群なので、是非シュラウドと特訓を味わってみてください。

トライアルメモリについては以上です!

続きまして、ガイアメモリ強化アダプターのご紹介です!

こちらはファン待望のアイテムかと思います!
アクセルブースターに変身するための強化アイテムがついに、単体状態では初の立体化です!※だいぶ前にカプセルガイアメモリのシリーズからメモリの一体型になっているものは出ていましたがアダプター単体としては初になります。

注目ポイントは下記になります!

●音声&発光ギミック付き!
今回のアダプターには、音声&発光ギミックが搭載されています!
メモリ上部を装填口に挿すことで、アダプターから「アクセル!アップグレード!」の音声が鳴り、音声に合わせてディスプレイ部分が発光します。
メモリとは特に通信等はしていないため、ブースターの変身を再現する時には、アクセルメモリをブースターモードにした上で、アダプターの装填、ドライバーでの変身をすることで劇中の流れが再現可能になります。
「劇中の流れを完全再現したいので、アクセルドライバーからアクセルメモリを抜いた後、強化アダプターに挿すまでの間、メモリを弄りたくない!」という方の為に、アクセルドライバー側からメモリに信号を送ることで、「ドライバーからメモリを抜いた後、無音&無操作でブースターモードに自動的に移行させる」という遊びもできるようにしていますので、劇中の流れも再現可能です。
開発段階では、アクセルメモリと強化アダプターを通信させることも検討したのですが、スピーカーが入っているメモリの上部に通信のためのセンサーやスイッチなどを入れることが不可能で、もしできたとしてもメモリの外観が相当崩れてしまう(メモリが上部に伸びたような見た目になる)ということが分かりましたので、外観を優先し、今回のような仕様にしています。

●アクセルメモリ以外のメモリにも取り付け可能!
強化アダプターがもし手元にあったらまず考えるのが、「これをアクセルメモリ以外の他のメモリにもつけてみたい…」ということだと思います。
今回はそんな妄想遊びもできるような仕様にしました。
強化アダプターの電源は下記のようになっており、左側のAモードで電源を入れると「通常モード」で、これはアクセルメモリとの連動を楽しむモードです。
そして右側のBモードが言うなれば「妄想遊びモード」でして、アクセルメモリ以外のメモリと組み合わせて遊ぶモードです。


通常モードではアダプターにメモリを装填した際、アダプターからは装填音に加えて「アクセル!アップグレード!」の音が鳴るのですが、Bモードでは「………アップグレード!」というような感じでメモリ名の部分を無音にすることができます。アクセルメモリ以外のメモリを装填口に装填した後、良きタイミングでメモリの正面ボタンを押してメモリ名を鳴らすことで、例えばサイクロンなら「サイクロン!アップグレード!」といった具合の音声を鳴らすことができます。これを駆使すれば、さまざまなメモリをアップグレードする妄想遊びをすることが可能です!
もちろん、T2ガイアメモリとも連動可能ですので、今後「オーシャンアップグレード」や「ウェザーアップグレード」などができると思うと、妄想がより広がります!

また、今回はセット内容に「強化アダプター固定用カバーパーツ」が含まれており、こちらはアクセルメモリに強化アダプターを保持するための差し替えカバーパーツです。(メモリ背面上部に小さな穴が空いています)


強化アダプターにはメモリの裏に相当する位置にフックのような形状があり、そのフックがカバーパーツの穴に入ることで、メモリとの固定を強化しています。
こういったフックの形状を無くし、渋みで固定されるような構造も検討しましが、アダプターに対してメモリを装填する長さが相当短いので、こういった構造が無いとポロポロと取れてしまいます。渋みを強くすればするほどメモリ全体にこすれ跡もつきやすくなるので、この仕様がベストなのではと思っています。(フック形状での固定も、構造の特性上、こすれが0になるわけではありません。)

その為、このパーツをつけていない状態のメモリに強化アダプターを長時間つけていると、フックに常にテンションがかかるため、フックのバネが弱くなってしまう可能性もありますので、上記の妄想遊びは抜き差し遊びをするくらいにとどめて、長時間その状態で飾ることは控えていただくのが良いかと思います。
どうしてもその状態で飾りたい場合は、こちらの固定用パーツを該当のメモリにつけて頂くのが良いかと思います。(表裏で色は違った見た目になってしまいますが、規格は同じなので問題なくつけられます。)

ご紹介は以上になります!
本商品は、「ダブルシリーズver.2」の最後のライダーベルトということで、集大成の気持ちで相当気合いを入れて開発しております!

これまでダブルver.2を応援していただいた方にはもちろん、初めてver.2ベルトを手に入れる方にも、照井竜コンプリートセットとして満足頂ける内容になっていると思いますので、是非手にとっていただければと思います。
※真のコンプリートにはアレが足りない…と思っている方もいらっしゃると思います。アレの商品化につなげる為にも、是非こちらの商品を手に取っていただけますと幸いです。

また現在、「CSM T2ガイアメモリver.2 OtoT」も予約受付中です。



Xのアカウント「仮面ライダーおもちゃウェブ」にて、オーシャンメモリやロケットメモリの新規変身音も公開していますので、是非チェックしてみてください。
もちろん本商品「CSMアクセルドライバー&トライアルメモリver.2」とも連動可能で、変身音のタイミングが変わるほか、ドライバーから抜いた際にガイアメモリから鳴る変身解除音もアクセルドライバー固有のものに変化します。(発売済みの「ver.2規格」のガイアメモリはすべてこのような仕様になっています。)
まだ未公開のパペティアーメモリ・クイーンメモリについては、届いてからのお楽しみになる予定ですので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです!

本日のブログは以上になります。

ではまた!
商品情報

商品情報

本ブログは商品の開発過程を記載しているため、当ブログに記載の商品の仕様等は今後変更される可能性がございます。
最終的な商品仕様は、商品詳細ページよりご確認いただきますようお願い申し上げます。
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