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更新日:2025年06月10日

スーパー戦隊 開発ブログ

ジュウレンジャー

スーパー戦隊開発ブログvol.240 ダイノバックラー -MEMORIAL EDITION- 仕様紹介!


本ブログは商品の開発過程を記載しているため、当ブログに記載の商品の仕様等は今後変更される可能性がございます。
最終的な商品仕様は、商品詳細ページよりご確認いただきますようお願い申し上げます。


皆さん、こんにちは!
ダイノバックラーの開発担当です!

今回は、現在予約受付中の「ダイノバックラー -MEMORIAL EDITION-」について、受注ページでは書ききれなかった商品の魅力や開発秘話についてお話させて頂きます!


⚫︎外観



まずは商品の外観になります。今回は劇中に登場するダイノバックラーを出来るだけ再現する事を重視して開発を行いました。そのため裏面に見える電池蓋のビス穴などは敢えてそのまま残しており、中央の金色の部分も劇中やDXと同様にシールにて再現しています!劇中の金部分のシールの発色に出来るだけ近づけるために鋭意調整中となります。



ビス穴の部分はそのまま電池蓋用のビスとして機能を流用させております。グリップ部分の展開も小気味良いクリック感があり、何度もカチカチ動かしたくなるような感触となっています!また、牙を展開するためのボタンは劇中と同様、赤いスイッチとなっています。

付属する5つのメダルについて、当時のDX版はメダルがメッキ加工されていて、とても鮮やかで綺麗だったのですが、今回は劇中に合わせたかったので、少し光沢感を抑えたマットな金と汚し塗装にしています。こちらも落ち着いた高級感のある色になるよう鋭意調整中となります。



サイズについても劇中を意識して、DX版のダイノバックラーと同等のサイズにしております。当時のダイノバックラーは音声が電子音一つだったため、非常に薄いスピーカーで事足りていたのですが、最近の戦隊玩具の様に様々な音声を出力する為にはある程度厚みのあるスピーカーを使用しなければなりません。しかしサイズがDX版と同等である制約上、内部の構造的にスピーカーの実装には非常に苦労しました…さらにはBGMボタンや電源スイッチ、検出スイッチの追加など新しい部品の実装やそれらを考慮した内部構造やギミックの再構成など、沢山の難しい課題がありましたが、設計チームの協力も頂き、何とかDXと同等のサイズで求める仕様を実装する事が出来ました。



電池についても、音声や発光、各種センサなど電気的な仕様を上げるため、DX版のようにLR44×2個では足りず、単4に変更しております。細かくは掲載出来ませんが、技術の結晶がこの小さなダイノバックラーの内に沢山詰まっています、、、、!

⚫︎発光ギミック
当時のDX版はメダルセット部分の上下左右に4個のLEDを搭載していましたが、今回はその約3倍となる13個のLEDを搭載して発光表現を行っています!
9個のLEDはメダルセット部分の円周上に配置されており、劇中の発光演出のようにメダルから光が漏れ出て弧を描く様な動きのある発光を表現しています。



また劇中ではダイノバックラーの上下のパーツが展開する直前、一瞬割れ目が発光しますが、こちらを残り4つのLEDを用いて表現しています。13個のLEDで劇中に近い変身演出を再現しております!



⚫︎なりきり遊び
まだまだ行きます!
より再現度高くジュウレンジャーに変身できるように、今回は新たに動きを読み取るセンサを搭載しています。これにより取り出したバックラーを腰に引き込む動作で、変身時に印象的な「ブンッ」という腕を振る音が流れます。本編でも変身シーンではこの音が印象的で、開発当初から絶対に収録したいと思っていました。ただセンサは感度の調整が難しく、感度を上げると意図しない動きの時に反応する、また感度を弱くすると思った所で反応しないといった技術的な懸念がありました。特に心配だったのが腰に引いてから前に突き出す動作までの動きです。劇中ではバックラーを引いた後にも前に腕を突き出すタイミングでもう一度「ブンッ」という音が流れ、さらにバックラーを回転する事で「カチャ」という音が流れています。これをスムーズに行えるようにするために、1回目のセンサが反応したタイミングでバックラーの回転音まで自動で流れるようにしています。自分の動きを音に合わせに行く感じになりますが、センサによる誤動作が無いので、スムーズになりきりが出来ると思います!



さらに今回はグリップの回転軸に検出スイッチを入れています。これにより腰に収めているバックラーからグリップを起こす事で「キーン」というとても印象的な音も鳴ってしまいます…!この音無くしてダイノバックラーの変身は始まらないですね!笑



今回、変身時の動きを読み取るセンサを入れる事になったので、このセンサを生かして第3話でボーイとメイがダイノバックラーをメリケンサックの様に使用していた「ナックルモード」も実装しています!
ダイノバックラーを握って拳を突き出すアクションをする事で、攻撃音が鳴るようになっています。
まだ伝説の武器を手にしていない二人が武器として使用していた貴重な回の再現遊びがこのモードで可能になりました!


⚫︎ロボ登場モード



またこれまでのダイノバックラーには無かった大獣神が登場するモードも新たに搭載致しました。
ジュウレンジャーが変身後のダイノバックラーからメダルを取り出して、ダイノクリスタルにする演出を音声として実装しています!メダルが操縦レバーのようになる演出はとてもカッコ良いですよね!
このダイノクリスタルをきっかけにダイノタンカー、そして大獣神へと変形合体していくため、この合体音声も収録しています。大獣神の玩具やDXROBO UNIVERSE 大獣神を持っている方は、是非ダイノバックラーから流れる合体音に合わせて、合体ダイノミッション遊びを楽しんでみて下さい!



(現在、プレミアムバンダイにて「DXROBO UNIVERSE ブラック大獣神」も予約受付中です!)


⚫︎その他収録音声

まずは電源を入れた時の起動音です!本商品で遊ぶ際に1番最初に耳にする音になるので、とても重要ですし何が1番良いか大変悩みました。結果、起動音を聞いてジュウレンジャーを見ていた時の記憶を思い出して頂けたら嬉しいなと思い、オープニング前に番組ロゴが光るシーンで流れる音声を起動音にしています。石碑をイメージした番組ロゴが上に迫り上がってきた後、色が変わる所のシーンです!



そして恐竜戦隊として欠かせないのが守護獣の咆哮音です。本商品には、個別変身モードを搭載しており、変身後に各守護獣の咆哮音が流れる仕様を搭載しています!本編の11話以降ではメダルが金色に光りながら変身し、その際に守護獣の咆哮音が流れる演出されていましたが、音が似ていて聞き分けが難しいという課題がありました。そこで今回は、第1話の名乗りのシーンで使用されていた各守護獣の咆哮音を収録しています。こちらの方が5体の咆哮音の違いがもう少し分かりやすい上、本商品は11話までのメダルから光が漏れ出る前半の変身をイメージした発光仕様となっているので、こちらを採用させて頂きました。咆哮声の違いだけではありますが、推しの戦士になりきれること間違いなしです!


ここまで仕様について「ダイノバックラー -MEMORIAL EDITION-」を紹介してきました!
この令和の時代に、新しく進化したダイノバックラーがついに商品化しました、、!
是非お手に取って、変身体験して頂けると有難いです!

「ダイノバックラー -MEMORIAL EDITION-」は
2025年6月25日まで予約受付中!!
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