更新日:2024.04.12
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#仮面ライダー
#仮面ライダーファイズ
CSMファイズドライバーNEXTの各アプリをご紹介!
皆様こんにちは。仮面ライダー玩具開発担当です。
現在予約受付中、そして来週4/18(木)に予約締切となる「CSMファイズドライバーNEXT」について、詳しくご紹介させていただきます。
先日、半田健人さんにご出演頂いた動画を公開させて頂きましたが、劇中で描かれなかった様々な機能が実装されており、「スマートフォン型変身デバイス」としての実存性をできるだけ高められるように作り込んでいます。これまでのCSMと違って液晶画面が搭載されているものの、この点が現在も開発進行途中であることから、その機能を十二分にお伝えするのはなかなか難しいのですが、(まだ様々な画面をお見せできない状況なのですが、)今回のブログでは、文章でできるだけその機能をお伝えできればと思います。
一部アプリの映像はYouTubeのショート動画にも上がっておりますので、ご参照ください。
<変身前状態のアプリ>
①変身アプリ
本商品のメイン機能であり、タップすることでファイズ変身におなじみの数字キーに移行します。変身所作は劇中の通りですが、数字キー画面では、旧ファイズフォンにも入っていたコードや、ファイズブラスターにも入っていたコードなどを入力した場合、システムボイスでそのワードを聞くことができます。
103+ENTERと押して「シングルモード」と音声を鳴らせられますが、銃機能は今回専用のアプリに振り分けていますので、あくまで過去を踏襲したボイスのみが聞けるというオマケのようなギミックです。
またCSMファイズギアver.2と同様に、「#ボタン」によって変身音のバリエーションを選択することが可能で、『仮面ライダー555殺人事件』で描かれる、ネクストカイザとのダブル変身用の変身音なども鳴らすことが可能となっています。
変身待機中は、側面のボタンを短押しすることで「腕の振り上げ音」、「ベルトへのセット音」などが鳴ります。CSMファイズギアver.2と同様の遊び方が可能です。
カイザフォンの方は、待機中ではないですが、変身前に側面のボタンを押すことで、「手から砲撃を撃つ音」など、劇中で描かれたアンドロイド関係の音声もすべて鳴らすことが可能となっています。
②バーストモードアプリ
今回は103でなく専用アプリで銃モードとなります。流石に20年後のファイズフォンは、いちいち弾切れ&チャージは起きないだろうということで、今回は無限に発射できるほか、画面内にはエクシードチャージのアイコンもあり、これをタップすることで銃としての「エクシードチャージ」を放つことが可能です。変身前状態のバーストモードにはエクシードチャージアイコンは無く、変身後のみに実装されます。
③ナックルモード
ナックルモードは、スマホがカメラ機能を内蔵していることから、ファイズショットの機能をフォンに集約するために実装されました。こちらも変身後で実行したときのみ、「エクシードチャージ」が可能となります。
このナックル部位(シルバーなところ)はダイキャスト製になっています。デザイン再現をする上で、軸がかなり細くなっているため、ダイキャストを使用しました。
画面をタップすることで、振りかぶって殴る音が発動します。DXクローズマグマナックルのような遊び方になります。
④オートバジンアプリ
オートバジンを呼び出すアプリです。変身前状態でタップすると、最初「ビークルモード」の状態で呼び出すかたちになります。画面には、ガトリングや飛行、打撃などのアクションボタンがあり、タップすることでそのサウンドを聞くことができます。
フォンによってオートバジンを遠隔操作するためのアプリになります。自立行動しているので、ちゃんと言うことを聞いてくれるかは定かではありません。
⑤時計アプリ
現在の時間を確認するアプリです。初回立ち上げ時や、このアプリ内で時刻設定をすることが可能です。時計ということで、アクセルフォーム関連のデザインをベースとした画面デザインになっています。
⑥カレンダーアプリ
こちらは本日の日付が分かるアプリです。初回立ち上げ時や時計アプリ内の設定にて、年月日を変更することも可能です。
スマホ型液晶玩具としての実存性を高めるために、変身前用のアプリとして実装されています。
⑦天気アプリ
こちらもスマホとしての実存性を高めるためにあるアプリです。現実の天気とは全く連動していませんが、ファイズ世界の天気だと思って頂ければと思います。
スマートレディのアイコンがあるのですが、ここをタップすると、その日の天気に応じてスマートレディ(進藤あまねさん)のボイスで、ちょっとファイズ世界のワードが含まれた天気予報を話してくれる機能になります。
⑧カメラアプリ
ファイズショットデザインのアイコンをしたアプリです。実際の撮影機能は無いのですが、こちらをタップすると、スマートブレインによる、ライダー・オルフェノクの戦闘を衛星撮影した体で、戦闘記録保存としていくつかの戦いの画像を見ることができます。
⑨ミュージックアプリ
CSMに実装されるBGMボタンがアプリになったものです。アプリ化されたことで、最初から任意の曲を選択して流すことが可能となります。
また「BGMスタンバイ機能」もありますが、各曲で3パターンの設定ができ、
「変身アプリを立ち上げたとき」、「変身音の開始と同時に」、「変身音終了後に」の3パターンのタイミングで曲がスタートするように設定することが可能です。
アイコンイラストは「ファイズサウンダー」をモチーフにしており、変身後の画面ではファイズサウンダーの変形後のデザインに変化しています。
⑩地図アプリ
こちらも現実とシンクロしない、ファイズ世界での地図になります。オルフェノク出現位置を表示することをメインとしたアプリであり、こちらを受けて出撃するイメージです。
タップするたびに出現地区が変更され、また出現しない場合もあります。
こちらにも天気アプリと同様にスマートレディのアイコンがあり、タップするとオルフェノク出現情報をボイスで教えてくれるギミックがあります。
⑪ユーザーIDアプリ
こちらには、そのフォンを使用するキャラクターの写真やライダーの情報が掲載されています。またボイス機能もあり、CSMでいう台詞ボタンの役割も担っています。ボイスも、ミュージックアプリと同様に任意の台詞を選択して再生させることが可能です。
また先々に発売する「ミューズフォン」では、このアプリ内で玲菜・北崎のキャラクター選択をすることで、変身音・必殺技音などが変化します。
⑫設定アプリ
こちらは玩具全体に関する設定が行えるアプリです。音量・画面の輝度などを段階的に調整したり、HOME画面の壁紙を変えたり、これまでのCSMでいう「台詞モード(必殺技などにボイスが含まれる)」への変更ができたりなどします。
また「各種武器への無線通信」のON・OFF機能もあり、ONにした場合は、エクシードチャージ時に送信音のみが鳴り、以降の音声は連動する各種武器(ファイズエッジ・ファイズショット・ファイズポインターなど)から鳴るのですが、OFFにした場合は、各武器の必殺技音が最後までフォン側から流れるようになりますので、CSMファイズギアver.2を持っていなくても、必殺技音を最後まで楽しめるものになります。
⑬通話アプリ
変身アプリとは異なる画面デザインの、数字キーのあるアプリになります。
何らかの数字を入力して通話ボタンを押すと、そのキャラクターに関わりのある相手に電話をかけることができます。相手先へ向けた、そのキャラクターからの台詞が鳴ります。
一方、HOME画面(アプリが並ぶ画面)にして一定時間放置すると、ランダムで関係キャラクターからの着信が発生します。このとき、ファイズフォン20 Plusの着信音が鳴り、通話ボタンを押すと、キャラクターからのボイスが鳴ります。
着信音は、当時のファイズフォンの着信音を現代的にアップデートしたメロディになっており、ニヤッとするサウンドになっています。これはカイザフォンXXも同様です。
⑭メールアプリ
こちらもスマホの実在性から入ったものです。巧から関係キャラクターへ、逆に関係キャラクターから巧へのメッセージがいくつか入っていますので、眺めて作品世界に浸ってもらえればと思います。
⑮インターネットアプリ
現実のネットとは繋がっていないのですが、劇中に存在する「SMART BRAIN」社の公式HPにアクセスできるアプリになります。開くと、まさにそれっぽい公式ホームページ感のあるビジュアルが表示され、社長挨拶や、スマートレディからの「オルフェノク通報お願い」などが表示されます。通報お願いはボイスを聞くことも可能です。
続きまして、
<変身後状態のアプリ>
※変身前と重複しているものは省略します。
⑯ファイズショットアプリ
⑰ファイズポインターアプリ
⑱ファイズエッジアプリ
⑲ファイズブラスターアプリ
これらはタップすることにより、具現化のアニメーション演出が行われます。具現化は最大2個まで並列して行うことが可能であり、2個目を具現化すると、画面には2つの武器が現れます。(両手で持てる範囲ということで、最大2個にしています。)
この武器具現化は、後述する「エクシードチャージアプリ」にて効果を発揮します。
⑳キャンセルアプリ
上記で具現化された武器を消去するためのアプリです。
㉑ジェットスライガーアプリ
オートバジンアプリと同様に、ジェットスライガーを呼び出すアプリになります。「走行音」「飛行音」など様々な効果音を鳴らすことが可能です。
㉒変身解除アプリ
こちらをタップすることで、変身解除音とともに<変身前状態>に戻ります。
㉓ボイスアプリ
変身後状態から乾巧の台詞を鳴らすことができるアプリです。変身前の「ユーザーIDアプリ」内にあったボイス再生機能とは異なり、ベルトに装着していることから台詞の選択を画面を見て行うのは難しいということで、タップするたびに巧の台詞が鳴るようにしています。画面もHOME画面のまま、台詞のみが鳴ります。
また今回は過去のCSMと異なり、画面のビジュアルで明確に変身前後が分けられた見た目になっていますので、このアプリで再生される台詞は、基本的に変身後のものに限定しています。ほとんどが攻撃時の掛け声になりますね。
カイザやミューズは変身後にも多く台詞を喋っていましたので、そちらが本領発揮となるアプリです。
㉔予測AIアプリ
ネクストファイズは劇中で使用していませんでしたが、ミューズと同様にこのアプリが実装されています。タップすると「Predictive AI activate」のボイスとともに発動音が鳴り、ミューズと同様の効果音が鳴ります。再度画面をタップすると、予測完了音が鳴って、終了します。
㉕アクセルフォームアプリ
劇中で2回行われましたアクセルフォームですが、それを再現する演出が実行可能なアプリです。最初にタップすると、「アクセルフォーム」への変身音が鳴ります。
その状態で再度タップすると、10秒カウントがスタートし、必殺技を放ってアクセルフォーム解除するまでの音声が一連で流れます。
このアプリは、音声の種類を事前に選択することが可能でして、
「武器を具現化しているか・していないか」も分岐要素に加えて、
・きっかり10秒発動するパターン
・劇中1回目同様の長い演出音+滑って終了パターン
・劇中1回目同様の長い演出音+必殺成功パターン(プロジェクターに無線送信)
・劇中2回目同様のキック演出音+倒せないパターン
・劇中2回目同様のキック演出音+倒せて爆発パターン(プロジェクターに無線送信)
などを選ぶことができます。
また、発動時には「CSMファイズアクセルver.2」と同じ電波を飛ばすことができるパターンもありますので、10秒間の間にファイズショットやファイズエッジをずっと操作し、最後に爆発音&プロジェクターへの電波送信もできるようにしています。
㉖エクシードチャージアプリ
おなじみのエクシードチャージが発動できるアプリです。
こちらも「武器を具現化しているか・していないか」の他に、「設定アプリで武器と電波連動をしているか・していないか」、「台詞モードのON・OFF」で音声が分岐します。
武器を具現化していない場合、「キック必殺技音」が鳴り、CSMファイズギアver.2に付属していたΦマークのプロジェクターに電波送信がされます。
武器を具現化している場合、武器に対しての無線送信音のみが鳴り、電波送信され、受信した武器側から必殺技音を鳴らすことが可能です。(CSMファイズギアver.2の遊び方と同じです。)また、設定アプリで説明しましたように、無線通信をOFFにすれば、武器側の必殺技音をフォン側から最後まで鳴らし、プロジェクターへの電波送信までを行うことも可能となります。台詞モードをONにすれば、巧の必殺掛け声が鳴ります。
武器を2個具現化している場合は、2つの必殺技音が続けて鳴ります。
以上、各アプリの紹介でした。続けて、それ以外の話をいくつか紹介いたします。
●バックルについて
左右に伸びるライン上に、約40個ほどのLEDが実装されており、伸びるように発光します。劇中同様に、「変身待機中」には、小さな粒の赤発光が、ベルトを一周するようにずっと動き続けます。変身時には、内側から外に向けてLEDが何度も広がっていく演出が行われます。アークル・オルタリングのような、左右の腰までが固定化された大型のバックルになっています。フォンを入れるソケット部分はダイキャスト製になっており、重量感のあるベルトになっています。(ダイキャストなのは、穴の多いデザイン再現のための強度確保目的です。)
●画面サイズについて
お気づきの方もいらっしゃいますが、プロップと画面サイズに少し差異があり、やや小さくなっています。これは玩具構造上の都合と、液晶部材の都合(サイズ制約)となります。
パラダイス・リゲインドの企画が決まってからの、撮影までのスピードが非常に早く、玩具構造上の検証が終わらないまま進んだためです。
現行作品の場合、①デザイン作成⇒②玩具設計開始⇒③玩具構造上の都合で発生したデザイン画との差異をデザインにフィードバックし、デザイン修正⇒④玩具設計完了&最終デザイン決定⇒⑤プロップ作成⇒⑥作品撮影
という順番で進んでいくことで、映像に登場するものと玩具の差異を極力無くし、放送開始日には店頭で発売できているようにしています。それには、放送開始から1年近く前から企画を立ち上げて準備をする必要があります。
一方今回は、作品企画⇒デザイン作成⇒プロップ作成⇒即撮影が超スピード進んだプロジェクトになりましたので、デザインが決まってからプロップ作成と平行して玩具の設計スタートとなり、構造上の都合による細かなフィードバックをプロップに反映することが叶いませんでした。
もちろん、全く玩具を考慮せずデザインが作られたわけではないのですが、液晶部材のサイズ制限や、それを囲う成型物の内部設計上の都合などにより、これ以上液晶部材を大きくすることができない状況となったため、(大きくすると、囲うプラスチック外観のサイズも大きくせねばならない)このサイズに最終決定しました。
バンダイとしてお出しする、玩具としてのファイズドライバーNEXTはこの形になります。
●2025年発売予定の「CSMミューズフォン」と連動!
ファイズドライバーNEXTのバックル部分は、ミューズドライバーと同じデザインとなっており、LEDの発光色だけ異なります。そのため、2025年発売予定のミューズ用アイテムは「CSMミューズドライバー」だけでなく、「CSMミューズフォン」として、フォン単体のみも販売予定です。バックルを共用することができますので、ベルトを2台並べるまでは難しい方は、まずはファイズドライバーNEXTの方を手に取って頂いて、バックルを共用して遊んで頂ければと思います。
●『仮面ライダー555殺人事件』付属版も予約受付中!
現在、前編がYoutubeで配信中の本作が、後編を含んだブルーレイとして、本ベルト商品付属限定品として登場しています。こちらには「ネクストカイザのアクセルフォーム」も登場しますので、ぜひチェックをお願いします。
後編は東映特撮ファンクラブで5月5日に配信されますので、それを見る前に商品の方は締め切ってしまいますが、玩具側の部材発注期間の関係となりますので、ご了承ください。
以上、CSMファイズドライバーNEXTの紹介でした!
続けて再販情報ですが、
●「CSMブレイバックル&ラウズアブゾーバー&ブレイラウザー」
●「CSMブレイバックル&ラウズアブゾーバー」
の2商品が、仮面ライダー剣20周年を記念して再販予約受付中です。
カリスラウザーの受注開始が4月(下旬を予定しています)に変更となりましたが、先に発売するものとして、こちらの再販を行いました。2019年に買い逃した方、ぜひこの機会に手に取って頂ければと思います。
さらにこの再販をきっかけに、「BOARD」のマークを印刷したディスプレイ台座も受注中です。初の2色使いのマーク印刷になります。組織のある作品は、組織マークがやはり一番映える展示になると思いますので、ギャレンバックル用も含めてお手に取って頂きたいです。
●「CSM Vバックル 4大仮面ライダーセット」
CSM Vバックルも、カードデッキの数を厳選したバージョンとして発売することとなりました。メインライダーである4人に限定して、カードデッキとアドベントカードをセレクトしました。税抜き20,000円でできるセット内容として作っております。
2018年版は、Vバックル単品に33種、ドラグバイザー単品に56種とカードが分かれていて、各キャラのカードは両方(またはセット版)を買わないと揃いませんでしたが、今回はドラグバイザー付属のカードからも同梱しています。
今回、ドラグバイザーの再販は行わないことから、カードはNFCタグを入れずにプラスチック製のもの(CS版のVバックルのようなもの)に変更しました。連動はありませんが、カード単体の見栄えは格段に良くなっていますので、その点も魅力になるアイテムかなと思います。
他ライダーのカードデッキも、別途再販できるかはまだ決まっておりませんが、本商品が受け入れられれば、検討できると思っています。よろしくお願いいたします。
現在予約受付中、そして来週4/18(木)に予約締切となる「CSMファイズドライバーNEXT」について、詳しくご紹介させていただきます。
先日、半田健人さんにご出演頂いた動画を公開させて頂きましたが、劇中で描かれなかった様々な機能が実装されており、「スマートフォン型変身デバイス」としての実存性をできるだけ高められるように作り込んでいます。これまでのCSMと違って液晶画面が搭載されているものの、この点が現在も開発進行途中であることから、その機能を十二分にお伝えするのはなかなか難しいのですが、(まだ様々な画面をお見せできない状況なのですが、)今回のブログでは、文章でできるだけその機能をお伝えできればと思います。
一部アプリの映像はYouTubeのショート動画にも上がっておりますので、ご参照ください。
<変身前状態のアプリ>
①変身アプリ
本商品のメイン機能であり、タップすることでファイズ変身におなじみの数字キーに移行します。変身所作は劇中の通りですが、数字キー画面では、旧ファイズフォンにも入っていたコードや、ファイズブラスターにも入っていたコードなどを入力した場合、システムボイスでそのワードを聞くことができます。
103+ENTERと押して「シングルモード」と音声を鳴らせられますが、銃機能は今回専用のアプリに振り分けていますので、あくまで過去を踏襲したボイスのみが聞けるというオマケのようなギミックです。
またCSMファイズギアver.2と同様に、「#ボタン」によって変身音のバリエーションを選択することが可能で、『仮面ライダー555殺人事件』で描かれる、ネクストカイザとのダブル変身用の変身音なども鳴らすことが可能となっています。
変身待機中は、側面のボタンを短押しすることで「腕の振り上げ音」、「ベルトへのセット音」などが鳴ります。CSMファイズギアver.2と同様の遊び方が可能です。
カイザフォンの方は、待機中ではないですが、変身前に側面のボタンを押すことで、「手から砲撃を撃つ音」など、劇中で描かれたアンドロイド関係の音声もすべて鳴らすことが可能となっています。
②バーストモードアプリ
今回は103でなく専用アプリで銃モードとなります。流石に20年後のファイズフォンは、いちいち弾切れ&チャージは起きないだろうということで、今回は無限に発射できるほか、画面内にはエクシードチャージのアイコンもあり、これをタップすることで銃としての「エクシードチャージ」を放つことが可能です。変身前状態のバーストモードにはエクシードチャージアイコンは無く、変身後のみに実装されます。
③ナックルモード
ナックルモードは、スマホがカメラ機能を内蔵していることから、ファイズショットの機能をフォンに集約するために実装されました。こちらも変身後で実行したときのみ、「エクシードチャージ」が可能となります。
このナックル部位(シルバーなところ)はダイキャスト製になっています。デザイン再現をする上で、軸がかなり細くなっているため、ダイキャストを使用しました。
画面をタップすることで、振りかぶって殴る音が発動します。DXクローズマグマナックルのような遊び方になります。
④オートバジンアプリ
オートバジンを呼び出すアプリです。変身前状態でタップすると、最初「ビークルモード」の状態で呼び出すかたちになります。画面には、ガトリングや飛行、打撃などのアクションボタンがあり、タップすることでそのサウンドを聞くことができます。
フォンによってオートバジンを遠隔操作するためのアプリになります。自立行動しているので、ちゃんと言うことを聞いてくれるかは定かではありません。
⑤時計アプリ
現在の時間を確認するアプリです。初回立ち上げ時や、このアプリ内で時刻設定をすることが可能です。時計ということで、アクセルフォーム関連のデザインをベースとした画面デザインになっています。
⑥カレンダーアプリ
こちらは本日の日付が分かるアプリです。初回立ち上げ時や時計アプリ内の設定にて、年月日を変更することも可能です。
スマホ型液晶玩具としての実存性を高めるために、変身前用のアプリとして実装されています。
⑦天気アプリ
こちらもスマホとしての実存性を高めるためにあるアプリです。現実の天気とは全く連動していませんが、ファイズ世界の天気だと思って頂ければと思います。
スマートレディのアイコンがあるのですが、ここをタップすると、その日の天気に応じてスマートレディ(進藤あまねさん)のボイスで、ちょっとファイズ世界のワードが含まれた天気予報を話してくれる機能になります。
⑧カメラアプリ
ファイズショットデザインのアイコンをしたアプリです。実際の撮影機能は無いのですが、こちらをタップすると、スマートブレインによる、ライダー・オルフェノクの戦闘を衛星撮影した体で、戦闘記録保存としていくつかの戦いの画像を見ることができます。
⑨ミュージックアプリ
CSMに実装されるBGMボタンがアプリになったものです。アプリ化されたことで、最初から任意の曲を選択して流すことが可能となります。
また「BGMスタンバイ機能」もありますが、各曲で3パターンの設定ができ、
「変身アプリを立ち上げたとき」、「変身音の開始と同時に」、「変身音終了後に」の3パターンのタイミングで曲がスタートするように設定することが可能です。
アイコンイラストは「ファイズサウンダー」をモチーフにしており、変身後の画面ではファイズサウンダーの変形後のデザインに変化しています。
⑩地図アプリ
こちらも現実とシンクロしない、ファイズ世界での地図になります。オルフェノク出現位置を表示することをメインとしたアプリであり、こちらを受けて出撃するイメージです。
タップするたびに出現地区が変更され、また出現しない場合もあります。
こちらにも天気アプリと同様にスマートレディのアイコンがあり、タップするとオルフェノク出現情報をボイスで教えてくれるギミックがあります。
⑪ユーザーIDアプリ
こちらには、そのフォンを使用するキャラクターの写真やライダーの情報が掲載されています。またボイス機能もあり、CSMでいう台詞ボタンの役割も担っています。ボイスも、ミュージックアプリと同様に任意の台詞を選択して再生させることが可能です。
また先々に発売する「ミューズフォン」では、このアプリ内で玲菜・北崎のキャラクター選択をすることで、変身音・必殺技音などが変化します。
⑫設定アプリ
こちらは玩具全体に関する設定が行えるアプリです。音量・画面の輝度などを段階的に調整したり、HOME画面の壁紙を変えたり、これまでのCSMでいう「台詞モード(必殺技などにボイスが含まれる)」への変更ができたりなどします。
また「各種武器への無線通信」のON・OFF機能もあり、ONにした場合は、エクシードチャージ時に送信音のみが鳴り、以降の音声は連動する各種武器(ファイズエッジ・ファイズショット・ファイズポインターなど)から鳴るのですが、OFFにした場合は、各武器の必殺技音が最後までフォン側から流れるようになりますので、CSMファイズギアver.2を持っていなくても、必殺技音を最後まで楽しめるものになります。
⑬通話アプリ
変身アプリとは異なる画面デザインの、数字キーのあるアプリになります。
何らかの数字を入力して通話ボタンを押すと、そのキャラクターに関わりのある相手に電話をかけることができます。相手先へ向けた、そのキャラクターからの台詞が鳴ります。
一方、HOME画面(アプリが並ぶ画面)にして一定時間放置すると、ランダムで関係キャラクターからの着信が発生します。このとき、ファイズフォン20 Plusの着信音が鳴り、通話ボタンを押すと、キャラクターからのボイスが鳴ります。
着信音は、当時のファイズフォンの着信音を現代的にアップデートしたメロディになっており、ニヤッとするサウンドになっています。これはカイザフォンXXも同様です。
⑭メールアプリ
こちらもスマホの実在性から入ったものです。巧から関係キャラクターへ、逆に関係キャラクターから巧へのメッセージがいくつか入っていますので、眺めて作品世界に浸ってもらえればと思います。
⑮インターネットアプリ
現実のネットとは繋がっていないのですが、劇中に存在する「SMART BRAIN」社の公式HPにアクセスできるアプリになります。開くと、まさにそれっぽい公式ホームページ感のあるビジュアルが表示され、社長挨拶や、スマートレディからの「オルフェノク通報お願い」などが表示されます。通報お願いはボイスを聞くことも可能です。
続きまして、
<変身後状態のアプリ>
※変身前と重複しているものは省略します。
⑯ファイズショットアプリ
⑰ファイズポインターアプリ
⑱ファイズエッジアプリ
⑲ファイズブラスターアプリ
これらはタップすることにより、具現化のアニメーション演出が行われます。具現化は最大2個まで並列して行うことが可能であり、2個目を具現化すると、画面には2つの武器が現れます。(両手で持てる範囲ということで、最大2個にしています。)
この武器具現化は、後述する「エクシードチャージアプリ」にて効果を発揮します。
⑳キャンセルアプリ
上記で具現化された武器を消去するためのアプリです。
㉑ジェットスライガーアプリ
オートバジンアプリと同様に、ジェットスライガーを呼び出すアプリになります。「走行音」「飛行音」など様々な効果音を鳴らすことが可能です。
㉒変身解除アプリ
こちらをタップすることで、変身解除音とともに<変身前状態>に戻ります。
㉓ボイスアプリ
変身後状態から乾巧の台詞を鳴らすことができるアプリです。変身前の「ユーザーIDアプリ」内にあったボイス再生機能とは異なり、ベルトに装着していることから台詞の選択を画面を見て行うのは難しいということで、タップするたびに巧の台詞が鳴るようにしています。画面もHOME画面のまま、台詞のみが鳴ります。
また今回は過去のCSMと異なり、画面のビジュアルで明確に変身前後が分けられた見た目になっていますので、このアプリで再生される台詞は、基本的に変身後のものに限定しています。ほとんどが攻撃時の掛け声になりますね。
カイザやミューズは変身後にも多く台詞を喋っていましたので、そちらが本領発揮となるアプリです。
㉔予測AIアプリ
ネクストファイズは劇中で使用していませんでしたが、ミューズと同様にこのアプリが実装されています。タップすると「Predictive AI activate」のボイスとともに発動音が鳴り、ミューズと同様の効果音が鳴ります。再度画面をタップすると、予測完了音が鳴って、終了します。
㉕アクセルフォームアプリ
劇中で2回行われましたアクセルフォームですが、それを再現する演出が実行可能なアプリです。最初にタップすると、「アクセルフォーム」への変身音が鳴ります。
その状態で再度タップすると、10秒カウントがスタートし、必殺技を放ってアクセルフォーム解除するまでの音声が一連で流れます。
このアプリは、音声の種類を事前に選択することが可能でして、
「武器を具現化しているか・していないか」も分岐要素に加えて、
・きっかり10秒発動するパターン
・劇中1回目同様の長い演出音+滑って終了パターン
・劇中1回目同様の長い演出音+必殺成功パターン(プロジェクターに無線送信)
・劇中2回目同様のキック演出音+倒せないパターン
・劇中2回目同様のキック演出音+倒せて爆発パターン(プロジェクターに無線送信)
などを選ぶことができます。
また、発動時には「CSMファイズアクセルver.2」と同じ電波を飛ばすことができるパターンもありますので、10秒間の間にファイズショットやファイズエッジをずっと操作し、最後に爆発音&プロジェクターへの電波送信もできるようにしています。
㉖エクシードチャージアプリ
おなじみのエクシードチャージが発動できるアプリです。
こちらも「武器を具現化しているか・していないか」の他に、「設定アプリで武器と電波連動をしているか・していないか」、「台詞モードのON・OFF」で音声が分岐します。
武器を具現化していない場合、「キック必殺技音」が鳴り、CSMファイズギアver.2に付属していたΦマークのプロジェクターに電波送信がされます。
武器を具現化している場合、武器に対しての無線送信音のみが鳴り、電波送信され、受信した武器側から必殺技音を鳴らすことが可能です。(CSMファイズギアver.2の遊び方と同じです。)また、設定アプリで説明しましたように、無線通信をOFFにすれば、武器側の必殺技音をフォン側から最後まで鳴らし、プロジェクターへの電波送信までを行うことも可能となります。台詞モードをONにすれば、巧の必殺掛け声が鳴ります。
武器を2個具現化している場合は、2つの必殺技音が続けて鳴ります。
以上、各アプリの紹介でした。続けて、それ以外の話をいくつか紹介いたします。
●バックルについて
左右に伸びるライン上に、約40個ほどのLEDが実装されており、伸びるように発光します。劇中同様に、「変身待機中」には、小さな粒の赤発光が、ベルトを一周するようにずっと動き続けます。変身時には、内側から外に向けてLEDが何度も広がっていく演出が行われます。アークル・オルタリングのような、左右の腰までが固定化された大型のバックルになっています。フォンを入れるソケット部分はダイキャスト製になっており、重量感のあるベルトになっています。(ダイキャストなのは、穴の多いデザイン再現のための強度確保目的です。)
●画面サイズについて
お気づきの方もいらっしゃいますが、プロップと画面サイズに少し差異があり、やや小さくなっています。これは玩具構造上の都合と、液晶部材の都合(サイズ制約)となります。
パラダイス・リゲインドの企画が決まってからの、撮影までのスピードが非常に早く、玩具構造上の検証が終わらないまま進んだためです。
現行作品の場合、①デザイン作成⇒②玩具設計開始⇒③玩具構造上の都合で発生したデザイン画との差異をデザインにフィードバックし、デザイン修正⇒④玩具設計完了&最終デザイン決定⇒⑤プロップ作成⇒⑥作品撮影
という順番で進んでいくことで、映像に登場するものと玩具の差異を極力無くし、放送開始日には店頭で発売できているようにしています。それには、放送開始から1年近く前から企画を立ち上げて準備をする必要があります。
一方今回は、作品企画⇒デザイン作成⇒プロップ作成⇒即撮影が超スピード進んだプロジェクトになりましたので、デザインが決まってからプロップ作成と平行して玩具の設計スタートとなり、構造上の都合による細かなフィードバックをプロップに反映することが叶いませんでした。
もちろん、全く玩具を考慮せずデザインが作られたわけではないのですが、液晶部材のサイズ制限や、それを囲う成型物の内部設計上の都合などにより、これ以上液晶部材を大きくすることができない状況となったため、(大きくすると、囲うプラスチック外観のサイズも大きくせねばならない)このサイズに最終決定しました。
バンダイとしてお出しする、玩具としてのファイズドライバーNEXTはこの形になります。
●2025年発売予定の「CSMミューズフォン」と連動!
ファイズドライバーNEXTのバックル部分は、ミューズドライバーと同じデザインとなっており、LEDの発光色だけ異なります。そのため、2025年発売予定のミューズ用アイテムは「CSMミューズドライバー」だけでなく、「CSMミューズフォン」として、フォン単体のみも販売予定です。バックルを共用することができますので、ベルトを2台並べるまでは難しい方は、まずはファイズドライバーNEXTの方を手に取って頂いて、バックルを共用して遊んで頂ければと思います。
●『仮面ライダー555殺人事件』付属版も予約受付中!
現在、前編がYoutubeで配信中の本作が、後編を含んだブルーレイとして、本ベルト商品付属限定品として登場しています。こちらには「ネクストカイザのアクセルフォーム」も登場しますので、ぜひチェックをお願いします。
後編は東映特撮ファンクラブで5月5日に配信されますので、それを見る前に商品の方は締め切ってしまいますが、玩具側の部材発注期間の関係となりますので、ご了承ください。
以上、CSMファイズドライバーNEXTの紹介でした!
続けて再販情報ですが、
●「CSMブレイバックル&ラウズアブゾーバー&ブレイラウザー」
●「CSMブレイバックル&ラウズアブゾーバー」
の2商品が、仮面ライダー剣20周年を記念して再販予約受付中です。
カリスラウザーの受注開始が4月(下旬を予定しています)に変更となりましたが、先に発売するものとして、こちらの再販を行いました。2019年に買い逃した方、ぜひこの機会に手に取って頂ければと思います。
さらにこの再販をきっかけに、「BOARD」のマークを印刷したディスプレイ台座も受注中です。初の2色使いのマーク印刷になります。組織のある作品は、組織マークがやはり一番映える展示になると思いますので、ギャレンバックル用も含めてお手に取って頂きたいです。
●「CSM Vバックル 4大仮面ライダーセット」
CSM Vバックルも、カードデッキの数を厳選したバージョンとして発売することとなりました。メインライダーである4人に限定して、カードデッキとアドベントカードをセレクトしました。税抜き20,000円でできるセット内容として作っております。
2018年版は、Vバックル単品に33種、ドラグバイザー単品に56種とカードが分かれていて、各キャラのカードは両方(またはセット版)を買わないと揃いませんでしたが、今回はドラグバイザー付属のカードからも同梱しています。
今回、ドラグバイザーの再販は行わないことから、カードはNFCタグを入れずにプラスチック製のもの(CS版のVバックルのようなもの)に変更しました。連動はありませんが、カード単体の見栄えは格段に良くなっていますので、その点も魅力になるアイテムかなと思います。
他ライダーのカードデッキも、別途再販できるかはまだ決まっておりませんが、本商品が受け入れられれば、検討できると思っています。よろしくお願いいたします。