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更新日:2024.09.27

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「CSMダブルドライバーver.2」 15年目に到達した「究極」の仕様を詳しくご紹介!

皆さんこんにちは。「CSMダブルドライバーver.2」開発担当です。

本日16時より、「CSMダブルドライバーver.2」「CSMファングメモリ&エクストリームメモリver.2」が受注開始となります!


15年目で辿り着いた「究極」の変身体験
と銘打ちまして、今の技術だから可能となった「ダブルドライバー」の最高到達点として開発を進めています。

過去アイテムからの進化度合いとして、全くの別物と呼べるほどになっており、既にダブルドライバーをお持ちの方でも新鮮に楽しめるものになっています。是非予約ページと商品PVのチェックをお願いいたします。

※諸般の事情により上記PVにはキャラクターボイスが入っておりませんので、ご了承ください。商品には収録されます。

今回は情報の多い、厚めの予約受付ページとなりましたが、まだまだページに書ききれなかった詳細がございますので、是非お付き合いください。
下記にて、「CSMダブルドライバーver.2」の注目ポイントをご紹介を致します!

① 映像作品本編の翔太郎&フィリップの台詞を収録!
本商品は「ダブルドライバー」「ガイアメモリ」それぞれに特撮版の翔太郎&フィリップの台詞音声を収録いたします。劇中の印象的な台詞や、技名掛け声などが収録された、待望のダブルドライバーが遂に実現します。

それぞれの台詞は、映像データから抜き出したものを玩具に収録する形で使用しておりますので、シーンによっては一部環境音が入る可能性がございます。可能な限りノイズ除去は行いますが、予めご了承ください。
過去の開発ブログで、映像作品内からキャストの台詞音声を抜き出すことには、様々な高いハードルがあると言及したことがありますが、今回は特例として、様々な幸運が重なり収録することができました。映像からの抜き出し使用に高いハードルがあるという状況は引き続き変わりありませんので、今後の仮面ライダー商品で継続的にこの手法が使えるわけではありません。ご了承ください。

② ドライバー本体に音声ギミックを初搭載! 
本商品は過去のダブルドライバーと開発思想の異なる、全く新しいアイテムとなっています。一番変わった点はダブルドライバー本体が格段に進化したことです。
皆様ご存じの通り、元々のダブルドライバーはガイアメモリ側にすべての電子ギミックを搭載し、ドライバ―本体側には電子ギミックはありませんでした。それは「メモリの拡張性」を生み、番組スタート初期には考えられていなかった様々なアイテムが後続発売され、今に至ります。しかし現在は作品は(風都探偵がありますが、特撮作品としては)完結しており、ガイアメモリに更なる特殊な拡張があるわけではありませんので、今回ついにドライバ―本体にも電子ギミックを搭載し、ガイアメモリと連動するプログラム構成となりました。

ドライバーの裏面は下記画像のようになっており、電源ボタン・モード切替スイッチのついたCSMらしさが漂っています。

 
スピーカー、電池を搭載するための空間がどうしても必要になりますので、過去商品と厚さを比べると少し分厚くなりました。その分今まで出来なかった新機能がてんこ盛りです。

 
ベルトの上面には、BGMボタンと、効果音ボタンが搭載されています。

 
効果音ボタンは、変身前なら「翔太郎がベルトを装着する音」、「フィリップのベルトが出現する音」などが発動可能なほか、変身後には各フォーム固有の効果音(サイクロンジョーカーなら風の音、ヒートジョーカーなら拳に炎が灯る音、ヒートメタルなら背中からメタルシャフトを抜き取り&シャフトが伸びる音)を鳴らすことができるボタンです。
より臨場感のあるなりきり遊びが可能となります。

ベルト帯装着部分には、「ベルト帯検出スイッチ」を搭載しています。
効果音ボタンでは映像作品内で使われている「ベルト装着音」を鳴らすことが可能ですが、尺としては短い音声です。これを、「CSMブレイバックル」と同じように、「シャー」という帯が出現している音をずっと鳴らし、ベルトを右腰側からカチャっと取り付けることで、続きの音声を鳴らすことも可能となっています。

 

底面には2つの台詞ボタンが搭載されています。

 
多くのCSMで台詞ボタンは1つですが、今回は「2人で1人の仮面ライダー」ですので、
「翔太郎台詞ボタン」と「フィリップ台詞ボタン」で計2つあります。それぞれのボタンでそれぞれの台詞が鳴ります。
翔太郎なりきりを楽しみたいときは「フィリップ台詞ボタン」だけを、フィリップなりきりを楽しみたいときは「翔太郎台詞ボタン」だけを押すことで、自分とキャラクターの掛け合いを楽しめるほか、2つの台詞ボタンを同時押しすることで、「さあ、おまえの罪を数えろ!」など、翔太郎とフィリップが同時に言うセリフを鳴らすことが可能です。(台詞掛け合い再生も、同じ方法で鳴らすことができます。)
台詞ボタンの押し方や直前の動作によっては、「メモリチェンジ前台詞」や「必殺技前台詞」など、さまざまなシチュエーションに応じた台詞を鳴らすことが可能です。
メモリチェンジ前台詞では「僕の側、変えよう。」、必殺技前台詞では「熱っつあつのデザート、おごるぜ!」といった、遊びの内容に適した台詞を鳴らすことができます。

また、ドライバ―に音声ギミックを搭載した恩恵として、ドライバ―側から「変身待機音」を鳴らすことができるようになりました。従来のダブルドライバーだとメモリごとに変身待機音が鳴り、2重に聞こえておりました。入れるタイミングによってはズレが生じてしまったのですが、本商品はベルトから単一で流れますので、劇中の聞こえ方により近づきます。

③ 流用パーツ一切なし!ドライバ―もメモリも完全新規造形!
ドライバ―側への電池ギミック搭載に伴って、機構を完全に一新する必要がありましたので、「本商品に流用パーツは一切なし」という名実ともに全く新しいダブルドライバーとなりました。
形状も特写等を参考にイチから見直しておりますので、細かく見ると過去のダブルドライバーと形状が全く異なっています。写真だといまいち伝わらないので、ぜひ発売後にお手元で旧版と比べて頂きたいです。

 
また、パーツ分けも過去商品に比べ相当細かくなっており、全く塗装を行っていない状態で下記の様な色分けがされています。
従来のダブルドライバーは、1つのパーツに様々な色の塗装を行うつくりになっていました。
そのようなつくりだと、塗装に技術が必要になり、塗装個体差が生まれやすいというデメリットが発生します。本商品は色に沿ってパーツ分割することにより、塗装もパーツごとに丸吹きしてクオリティの安定した塗装ができるよう工夫がなされています。

 

また、ガイアメモリについても同様に外観を大幅に変更しています。2層構造を採用しており、今までのメモリのように正面から実際の基板やリード線が見える。ということが無いようにしています。裏面にあったネジも、2層の奥側にありますので、外観はかなりなめらかになっています。クリアパーツの奥のシルバーパーツは劇中デザインに合わせた意匠を施し、スピーカーも劇中の見栄えに近い黒色の金属フレーム製スピーカー(これまではプラスチック製でした)を採用することで、劇中の雰囲気に近づけています。

 
④ ドライバーとガイアメモリが相互認識!
今回のダブルドライバーの進化ポイントの中でも画期的なのが、この「ドライバーとガイアメモリの相互認識」です。
ダブルドライバーの左右のスロット内部と、各ガイアメモリの裏側に相互認識センサーを搭載しており、その恩恵で下記のような機能が実装できるようになりました。

●ドライバー側の機能●
ドライバー側では「左右にどのメモリが装填されたか」が識別可能となりました。それによって自分が今どのフォームに変身しているかをドライバー側が認識できるようになったので、変身後に効果音ボタンを押すと、今変身しているフォーム固有の効果音を鳴らすことができます。また、現在変身しているフォームによって、台詞ボタンで鳴る台詞も変化し、よりフォームチェンジした臨場感を味わうことが可能です。

●メモリ側の機能●
メモリ側で認識できるのは下記の3項目です。
① 自分がダブルドライバーの左右どちらのスロットに入ったかを認識
② 自分と反対側のスロットにあるメモリは何か(今変身しているフォームは何か)を認識
③ 自分がどのドライバー(ver.2版)に入っているかを認識

それぞれの認識で何ができるようになるか、ご紹介します。
■自分がダブルドライバーの左右どちらのスロットに入ったかを認識
自分がダブルドライバーの左右どちらのスロットに入ったかを認識することで、スロットの左右に応じて、変身音のタイミングが自動で変化するようになっています。
端的にいうと、ジョーカージョーカーサイクロンサイクロンが再現できたり、おもちゃ的な自由な遊びなら、トリガージョーカーみたいな好きな組み合わせでも、変身音の順番の掛け合いを楽しむことが可能になりました。また、あくまでシステムの話ですが、今後このシステムを搭載した「T2ガイアメモリver.2」がもし商品化されるとしたら…ナスカジョーカーでもサイクロンエターナルでも、好きな組み合わせで変身音を鳴らすことが可能になる??……なんて考えるだけでゾクゾクしますね…。

※もし「T2ガイアメモリver.2」が発売された場合は、T2サイクロンやT2ジョーカーと本商品のサイクロン、ジョーカーを組み合わせても、「サイクロンサイクロン」、「ジョーカージョーカー」の変身は再現可能になる予定です。

■自分の反対側スロットのメモリを認識
自分の反対側スロットに位置するメモリを認識するということは、「自分が今どのフォームに変身しているか」が分かるということです。例えばジョーカーメモリは自分がサイクロンジョーカーなのか、ヒートジョーカーなのか、ルナジョーカーなのかが認識できるので、変身後にマキシマムスロットに入れ必殺技を放つと、サイクロンジョーカーならジョーカーエクストリーム、ヒートジョーカーならジョーカーグレネイド、と言った具合に、自動で現在のフォームに応じた必殺音が発動します。
以前商品化したCSMダブルドライバーver.1.5 風都探偵EDITIONでは、メモリを抜いた後のボタン操作で必殺技の種類を選択していましたが、そのような手間がなく劇中のシークエンスそのままに必殺技を放つことが可能となりました。
※ルナトリガーなど、一つのフォームに2つ以上の必殺技が紐づいているフォームは、過去商品と同様の方法で、メモリ抜き取り後のボタン操作による選択が必要になります。
また反対側のスロットに入ったメモリを認識するということは、「ジョーカー」を両方に入れているということも認識するということで…、実はPVを見て頂くとわかるのですが、「ジョーカージョーカー」の変身音は、MOVIE大戦2010で描かれたように、立木さんのシステムボイスも変化します。そういった変化はこの相互認識機能の恩恵です。


■自分がどのドライバー(ver.2版)に入っているかを認識
本商品のガイアメモリver.2は、自分がどのドライバーに入っているかを個別認識することが可能です。現時点ではver.2のドライバーはダブルドライバーしかありませんが…、システム上はまだ見ぬあの2つのベルトに装填された際に、そのドライバーに応じた固有の挙動を行うようにプログラム開発を行っています。
※例えば、ジョーカーメモリがあのベルトに入った際には「ジョーカー!」と「変身メロディ」との間が自動で詰まる的な…。

この識別は、武器にも適用できるよう、ガイアメモリ側のプログラムを開発しています。遠い未来の話になるかもしれませんが、ダブルのアイテムを完走できたらいいなという想いで、DX版にあった様々な武器との連動までを想定して開発を進めております。そのためにもまずはぜひ本商品を宜しくお願い致します。

⑤ 究極のなりきり「2人で1人モード」搭載!
なんと本商品はダブルドライバー同士の赤外線通信機能まで搭載しています!これにより史上初の「2人で1人の変身シークエンス再現」が可能となります。
ベルトの側面(左右両側)に赤外線通信センサーが搭載されており、1種類のベルトでフィリップ側のなりきり、翔太郎側のなりきりのどちらとしても使うことが可能です。

 
遊びの詳しい内容は商品PVや予約受付ページをご覧になればご理解いただけると思いますが、こちらの通信機能を使ってできる遊びは下記の2種類です。

■ベルト出現遊び
片方が「ベルト装着音(翔太郎側の音)」を出すともう片方のベルトから「ベルト出現音(フィリップ側の音)」が自動で流れます。
■メモリ転送遊び
片方が「メモリ転送音(送信)を出すともう片方のベルトから「メモリ転送音(受信)」が自動で流れます。
※上記の音声は、後述する「1人で劇中再現モード」でベルト単体のみで鳴らすことも可能です。

この赤外線通信機能によって、まだ一度も玩具で再現できていなかった、ダブルドライバーを使っての真の「2人で1人の変身」遊びが、放送開始から15年の時を経てついに実現します!
ご友人と一緒に1つずつ持ちよるのか、オフ会などで持ち寄るのか、1人で2つ購入するのか、実施方法は人それぞれだと思いますが、ダブルドライバーで出来たら1番「進化した・劇中に近づいた」と思える機能かと思いますので、是非、どこかの機会に「2人で1人の変身」を遊んで頂ければと思います。

もちろん、大前提として1人でフルスペックで楽しめてこその「なりきり玩具」ですので、上記の通信で鳴らすことのできる音は、全てドライバー単体でも鳴らすことができるようになっています。それが、以下のモードです。

⑥ 「1人で劇中再現モード」も搭載!1人でも充実のなりきり!
本商品には、ベルト同士の通信を行わず、疑似的に上記の「2人で1人モード」を楽しむための「1人で劇中再現モード」を搭載しています。いうなれば「1人で2人の変身」をするためのモードです。

こちらのモードでは翔太郎・フィリップの動作を全て1人だけで楽しむことができます。「ベルト装着音(翔太郎側の音)」を鳴らした後に効果音ボタンを操作することで、「ベルト出現音(フィリップ側の音)」を鳴らすことが可能です。
また、このモードでは奇数回目にメモリを装填した場合のみ、ベルトから「変身待機音」が鳴らず、「メモリ装填音」と「メモリ転送音(送信)」が鳴る仕様となっており、その奇数回目のメモリを抜くと、「メモリ抜き音」は鳴らず「メモリ転送音(受信)」が鳴ります。続く偶数回目にメモリを装填すると、「変身待機音」が本体から鳴る仕様です。

このように、翔太郎の動作もフィリップの動作も1人で行い、劇中の変身シーンを再現できるモードが搭載されておりますので、上記の通信機能はあくまでおまけ程度に考えて頂き、基本は1人でしっかり遊べる商品であると認識頂ければ幸いです。
(今は通信の予定が無い方も、いつか運命のBODY & SOULが揃ったときに、通信をお楽しみください。)

以上、「CSMダブルドライバーver.2」の紹介でした!
「CSMファングメモリ&エクストリームメモリver.2」の気になる詳細は、後日またブログでご紹介予定ですので、お待ちください。

加えて、明日9月28日(土)から、「CSMダブルドライバーver.2」、「CSMファングメモリ&エクストリームメモリver.2」の特別展示が東京・池袋サンシャインシティにあります「バンダイナムコCrossStore東京」で開催いたします!

詳しくは下記をご覧ください。
https://toy.bandai.co.jp/series/narikiri-world/store/topics/detail/3828/

商品試作の展示やノベルティカードの配布などありますので、ダブルファン・CSMファンが楽しめる内容になっていると思います。開発図面や、下記画像のような設計試作・成型試作など珍しいものもありますので、ぜひ遊びにきてください!


本日のブログは以上になります。
先に発表している「CSMオーガギア / オーガドライバー」についても、まだブログで触れられていなかったのですが、来週中にブログ掲載予定です。こちらも宜しくお願い致します。

それではまた!
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