更新日:2025.03.22
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スーパー戦隊開発ブログvol.234 ショドウフォン -MEMORIAL EDITION- 仕様紹介!
皆さん、こんにちは
ショドウフォン -MEMORIAL EDITION- の開発担当です。
2月14日に受注開始となりました「ショドウフォン -MEMORIAL DITION-」のご紹介をさせて頂きます。今回は受注ページには書ききれなかった、伝えきれなかった内容についてご説明させて頂きます。

●文字書きギミック
本商品の一番メインとなる文字書き遊びですが、劇中では空中に文字を書く事で、文字が浮かび上がります。この演出を実際に再現するのは難しいため、視覚以外で「書いている感覚」を再現できないかを考えました。
そこで人間の五感である「触覚」に着目しました。文字を書いている時の手に伝わってくる抵抗感を、振動を使って表現するため、内部に振動モーターを搭載しています。

人間は受け取る感覚からの情報が多ければ多いほど、その没入感が高まると言われています。
目で見て、音で感じ、指を通じて振動を感じる事で、より没入感の高い文字書き体験をしてもらいたいと思います。
また-MEMORIAL EDITION-ではDX版には無かった「文字書きボタン」を新たに追加しています!

DX版では筆モードに変形すると筆書き音が自動的に流れ始める仕様でしたが、今回はこの文字書きボタンを追加したことで、自分のタイミングで文字を書き始める事が出来ます。ボタンは1回押すことで1画分の音が流れるので、好きな文字を自由に書く事が可能になりました。「火」を書いてレッドに変身するのはもちろん、「木」や「天」を書いて違うキャラになりきって変身する事も可能です。自分の好きな漢字を書いたり、カタカナや英語を書いてみたりと、オリジナルの変身遊びをするのも面白いかもしれないですね!
この文字書きボタンを押している間は、劇中で印象的な文字書きの音と今回新たに搭載した振動が発動します。(文字書きの音は劇中の音声を元にして作成していますので、押し続ける長さによっては音が先に終わる場合があります。振動も一定時間経つと止まるようになっております。)
●文字反転機能
文字を書き終えた後は、ショドウフォンを振り払うような動きとともに「カン!」という拍子木の音が流れ、書いた文字が反転されます。そして縁の通話ボタンを押すことでスーツとマスクが装着されるシーンへと移行していきます。今回のショドウフォンでも劇中の変身シーンを出来るだけ再現したかったので、この文字反転の演出も行えるようにしました。
劇中では文字書きを終えて、一度ショドウフォンを構えて(勢いを付けるような動き)から文字を反転させるような動きをしています。この文字を書き終えた後の構える時間を利用して、「文字書きボタンを押してから、再び文字書きボタンを押すまでの時間が短い場合と長い場合」で電気的な処理を分けて、この反転機能を実装しています。図にすると以下のようなイメージです。

再びボタンを押すまでの時間が短い場合は引き続き文字書き音が流れ、時間が長い場合は文字反転の音が流れるというような仕組みです。この仕組みにより、同じボタンを押しながらもボタンを押すまでの時間に応じて、文字書き音が文字を反転させる音に切り替わります。
●各モードに関して

こちらについては受注ページで詳しく触れる事が出来なかったので、もう少し詳細に説明したいと思います。
・召喚モード
筆モードの状態で「PWR」のテンキーを押すことで、召喚モードとなります。こちらは折神を召喚するモードになりますが、劇中では変身時の文字書き音とは異なり、少しエコーのかかっている音が特徴的です。このエコーのかかった文字書き音も再現しております。
折神を召喚する時は文字の反転はせず、「大」の文字を書く事でそのまま折神が巨大化する演出がなされています。こちらのモードでも「大」の3画目を書く事で自動的に折神召喚のSE音が鳴り、そのまま巨大化する折神の鳴き声が発動します。
・合体モード
こちらは「合」の文字を書く事で侍合体が演出されるモードになります。「2」のテンキーを押すことで合体モードに移行します。
文字書きボタンを押して文字を書いていき、変身モードで説明した文字反転動作を行う事で、侍合体の演出が楽しめます!侍合体時の劇中合体音も一部収録しておりますので、ぜひシンケンジャーになりきって侍合体を楽しんで頂ければと思います。
因みにこの合体モードでは、文字書きボタンによる画数の制限などは設けていないので、自由に文字書きをすることが出来ます。劇中でも演出されていた一筆での短縮合体なども再現できるので、皆様が侍合体させたいタイミングでの合体発動演出が可能となっています!
・モヂカラモード
劇中で度々演出されていましたモヂカラを発動するモードです。変身する前や変身して敵と戦っている時など様々な場面で、このモヂカラを使用するシーンがありました。「5」のテンキーを押すことでこちらのモードに移行します。
そんなモヂカラですが、劇中では色んな種類が使われており、発動する時の音声も多種多様でした。そのため今回は3つの音声パターンに絞り、その3パターンが順番に流れるような仕様にしています。合体モードと同様、こちらも文字書きの画数に制限はありませんので、思い入れのある文字を書くのも良いと思いますし、劇中に登場していない文字を書いたりして遊ぶのも楽しいと思います!
・大団円モード
シンケンジャーの最強ロボであるサムライハオー。合体時の巨大感はまさしく最強の最終ロボ感がありましたね!こちらのモードは「8」のテンキーを押すことで移行します。
そんな大団円モードではシンケンジャーが折神の名称を文字書きしていましたが、こちらも画数に制限は無いので、好きな折神の文字を書いて楽しんで頂ければと思います。変身モードと同様、文字書き後に一度構えてから再び文字書きボタンを押すことで、文字反転演出が始まります。大団円モードで印象的な「カン・カン・カン・・・・・」という拍子木の音が流れますので、是非手に取って遊んで頂きたいと思います。また劇中の大団円モードはこの後に攻撃音が流れて敵を倒す演出となります。この攻撃音の演出の際には、「あの刀」を持ち出していました。「あの刀」です。という事は、、、、、、、
・封印モード
志葉薫が変身したシンケンレッドが終盤で使用した最強のモヂカラを再現するモードになります。
自らを犠牲にしながら封印文字を書いているシーンはまさしく最強のモヂカラといった感じで、丈瑠や5人のシンケンジャーが協力して戦っている姿がとても印象的でしたね。このシーンは劇中に近いイメージで、文字反転までの待機時間を変身モードやモヂカラモードよりも長く確保しています。筆書き音も炎をまとった筆書き音声となっており、他のモードとはまた違った筆書き体験が出来ると思います。こちらも画数に制限はありませんので、自由に封印文字遊びを楽しんでいただければと思います。
●充電池に関して

今回は戦隊変身アイテム史上初となる充電池を採用致しました。こちらですが「音声」「発光」「振動」の3つを安定して出力するために充電池を採用させて頂きました。乾電池だとスペースが足りず外観を変える事になってしまう、LR44などのボタン電池ですと出力が足りず、すぐに電池残量が無くなってしまう事から、社内電機チームからのアドバイスもあり、充電式を採用させて頂きました。
また本体の電源ON/OFFについては、実際のガラケーに近いような「PWR」のテンキーを長押しする事によって作動するように致しました。
●BGMについて

BGMは以下の3曲を収録しています!
・侍戦隊シンケンジャー(TVサイズ)
・一筆奏上!
・シンケンジャー参る‼
OPに加えて、変身シーンで使用されていた印象的な楽曲を2つ追加させて頂きました。BGMを流しながら一筆奏上!の変身遊びをすることで、ますますなりきり度がアップすること間違いなしです!
さらにBGMボタンを長押しすると劇中の陣太鼓の音が流れます。変身前に時折演出されていた太鼓の音と共に、陣幕の中から登場する殿たちにもなりきることが出来ちゃいます!
是非この太鼓の音を流して、「そこまでだ!外道衆!」からシンケンジャーになりきってみて下さい!
ここまで仕様とBGMを中心に「ショドウフォン -MEMORIAL EDITION-」を紹介していきました!
15年の時を経て、ようやくショドウフォンが商品化となりました!
是非お手に取って頂ければと思います!
「ショドウフォン -MEMORIAL EDITION-」は
2025年 4月10日 23時まで予約受付中!

ショドウフォン -MEMORIAL EDITION- の開発担当です。
2月14日に受注開始となりました「ショドウフォン -MEMORIAL DITION-」のご紹介をさせて頂きます。今回は受注ページには書ききれなかった、伝えきれなかった内容についてご説明させて頂きます。
本ブログは商品の開発過程を記載しているため、当ブログに記載の商品の仕様等は今後変更される可能性がございます。
最終的な商品仕様は、商品詳細ページよりご確認いただきますようお願い申し上げます。
最終的な商品仕様は、商品詳細ページよりご確認いただきますようお願い申し上げます。

●文字書きギミック
本商品の一番メインとなる文字書き遊びですが、劇中では空中に文字を書く事で、文字が浮かび上がります。この演出を実際に再現するのは難しいため、視覚以外で「書いている感覚」を再現できないかを考えました。
そこで人間の五感である「触覚」に着目しました。文字を書いている時の手に伝わってくる抵抗感を、振動を使って表現するため、内部に振動モーターを搭載しています。

人間は受け取る感覚からの情報が多ければ多いほど、その没入感が高まると言われています。
目で見て、音で感じ、指を通じて振動を感じる事で、より没入感の高い文字書き体験をしてもらいたいと思います。
また-MEMORIAL EDITION-ではDX版には無かった「文字書きボタン」を新たに追加しています!

DX版では筆モードに変形すると筆書き音が自動的に流れ始める仕様でしたが、今回はこの文字書きボタンを追加したことで、自分のタイミングで文字を書き始める事が出来ます。ボタンは1回押すことで1画分の音が流れるので、好きな文字を自由に書く事が可能になりました。「火」を書いてレッドに変身するのはもちろん、「木」や「天」を書いて違うキャラになりきって変身する事も可能です。自分の好きな漢字を書いたり、カタカナや英語を書いてみたりと、オリジナルの変身遊びをするのも面白いかもしれないですね!
この文字書きボタンを押している間は、劇中で印象的な文字書きの音と今回新たに搭載した振動が発動します。(文字書きの音は劇中の音声を元にして作成していますので、押し続ける長さによっては音が先に終わる場合があります。振動も一定時間経つと止まるようになっております。)
●文字反転機能
文字を書き終えた後は、ショドウフォンを振り払うような動きとともに「カン!」という拍子木の音が流れ、書いた文字が反転されます。そして縁の通話ボタンを押すことでスーツとマスクが装着されるシーンへと移行していきます。今回のショドウフォンでも劇中の変身シーンを出来るだけ再現したかったので、この文字反転の演出も行えるようにしました。
劇中では文字書きを終えて、一度ショドウフォンを構えて(勢いを付けるような動き)から文字を反転させるような動きをしています。この文字を書き終えた後の構える時間を利用して、「文字書きボタンを押してから、再び文字書きボタンを押すまでの時間が短い場合と長い場合」で電気的な処理を分けて、この反転機能を実装しています。図にすると以下のようなイメージです。

再びボタンを押すまでの時間が短い場合は引き続き文字書き音が流れ、時間が長い場合は文字反転の音が流れるというような仕組みです。この仕組みにより、同じボタンを押しながらもボタンを押すまでの時間に応じて、文字書き音が文字を反転させる音に切り替わります。
●各モードに関して

こちらについては受注ページで詳しく触れる事が出来なかったので、もう少し詳細に説明したいと思います。
・召喚モード
筆モードの状態で「PWR」のテンキーを押すことで、召喚モードとなります。こちらは折神を召喚するモードになりますが、劇中では変身時の文字書き音とは異なり、少しエコーのかかっている音が特徴的です。このエコーのかかった文字書き音も再現しております。
折神を召喚する時は文字の反転はせず、「大」の文字を書く事でそのまま折神が巨大化する演出がなされています。こちらのモードでも「大」の3画目を書く事で自動的に折神召喚のSE音が鳴り、そのまま巨大化する折神の鳴き声が発動します。
・合体モード
こちらは「合」の文字を書く事で侍合体が演出されるモードになります。「2」のテンキーを押すことで合体モードに移行します。
文字書きボタンを押して文字を書いていき、変身モードで説明した文字反転動作を行う事で、侍合体の演出が楽しめます!侍合体時の劇中合体音も一部収録しておりますので、ぜひシンケンジャーになりきって侍合体を楽しんで頂ければと思います。
因みにこの合体モードでは、文字書きボタンによる画数の制限などは設けていないので、自由に文字書きをすることが出来ます。劇中でも演出されていた一筆での短縮合体なども再現できるので、皆様が侍合体させたいタイミングでの合体発動演出が可能となっています!
・モヂカラモード
劇中で度々演出されていましたモヂカラを発動するモードです。変身する前や変身して敵と戦っている時など様々な場面で、このモヂカラを使用するシーンがありました。「5」のテンキーを押すことでこちらのモードに移行します。
そんなモヂカラですが、劇中では色んな種類が使われており、発動する時の音声も多種多様でした。そのため今回は3つの音声パターンに絞り、その3パターンが順番に流れるような仕様にしています。合体モードと同様、こちらも文字書きの画数に制限はありませんので、思い入れのある文字を書くのも良いと思いますし、劇中に登場していない文字を書いたりして遊ぶのも楽しいと思います!
・大団円モード
シンケンジャーの最強ロボであるサムライハオー。合体時の巨大感はまさしく最強の最終ロボ感がありましたね!こちらのモードは「8」のテンキーを押すことで移行します。
そんな大団円モードではシンケンジャーが折神の名称を文字書きしていましたが、こちらも画数に制限は無いので、好きな折神の文字を書いて楽しんで頂ければと思います。変身モードと同様、文字書き後に一度構えてから再び文字書きボタンを押すことで、文字反転演出が始まります。大団円モードで印象的な「カン・カン・カン・・・・・」という拍子木の音が流れますので、是非手に取って遊んで頂きたいと思います。また劇中の大団円モードはこの後に攻撃音が流れて敵を倒す演出となります。この攻撃音の演出の際には、「あの刀」を持ち出していました。「あの刀」です。という事は、、、、、、、
・封印モード
志葉薫が変身したシンケンレッドが終盤で使用した最強のモヂカラを再現するモードになります。
自らを犠牲にしながら封印文字を書いているシーンはまさしく最強のモヂカラといった感じで、丈瑠や5人のシンケンジャーが協力して戦っている姿がとても印象的でしたね。このシーンは劇中に近いイメージで、文字反転までの待機時間を変身モードやモヂカラモードよりも長く確保しています。筆書き音も炎をまとった筆書き音声となっており、他のモードとはまた違った筆書き体験が出来ると思います。こちらも画数に制限はありませんので、自由に封印文字遊びを楽しんでいただければと思います。
●充電池に関して

今回は戦隊変身アイテム史上初となる充電池を採用致しました。こちらですが「音声」「発光」「振動」の3つを安定して出力するために充電池を採用させて頂きました。乾電池だとスペースが足りず外観を変える事になってしまう、LR44などのボタン電池ですと出力が足りず、すぐに電池残量が無くなってしまう事から、社内電機チームからのアドバイスもあり、充電式を採用させて頂きました。
また本体の電源ON/OFFについては、実際のガラケーに近いような「PWR」のテンキーを長押しする事によって作動するように致しました。
●BGMについて

BGMは以下の3曲を収録しています!
・侍戦隊シンケンジャー(TVサイズ)
・一筆奏上!
・シンケンジャー参る‼
OPに加えて、変身シーンで使用されていた印象的な楽曲を2つ追加させて頂きました。BGMを流しながら一筆奏上!の変身遊びをすることで、ますますなりきり度がアップすること間違いなしです!
さらにBGMボタンを長押しすると劇中の陣太鼓の音が流れます。変身前に時折演出されていた太鼓の音と共に、陣幕の中から登場する殿たちにもなりきることが出来ちゃいます!
是非この太鼓の音を流して、「そこまでだ!外道衆!」からシンケンジャーになりきってみて下さい!
ここまで仕様とBGMを中心に「ショドウフォン -MEMORIAL EDITION-」を紹介していきました!
15年の時を経て、ようやくショドウフォンが商品化となりました!
是非お手に取って頂ければと思います!
「ショドウフォン -MEMORIAL EDITION-」は
2025年 4月10日 23時まで予約受付中!
