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更新日:2019.05.20

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デルタギア 金型成型品一発目の公開

皆様こんにちは、CSM担当フナセンです。


本日のCSMブログは・・・
デルタギアの金型成型品一発目を写真でご紹介~!!



これまでの開発ブログでは、この未塗装の開発途中品写真をあまりお見せしてこなかったのですが、デルタギアは開発進行を追いかける形で、ブログにて順次写真を公開していこうと思います。 (ちょうど本日届きました。)

CSMやDXなどの完成品玩具も、ガンプラで見慣れた「ランナー」というものに各パーツがついた状態で成型されます。
それをパーツごとに切り離し、組み立てたものが上記の写真です。

設計データがアップし、金型を彫り始めてから1か月半~2か月くらいで、ようやく一発目の成型品を確認することができます。

ここから、
●ディテールがデータと異なっていないか
●可動が緩くないか・渋くないか
●パーツの合わせ目がずれていないか、隙間はないか
●ヒケ(ぼこっとした窪み)はないか
●強度に問題はないか
●表面に傷がついていないか(=金型に傷はないか)
●成型色は正しいか といったことを確認していき、金型を修正していきます。

パッと見、成型色の一部が間違っていますので、この先で修正していきます。

外観でDXと変わった点ですが、こちらの写真をご覧ください。



フォンもムーバーも、裏面にビス穴がございません。
すべてにビス隠し用のフタパーツを取り付けております。

また、デルタフォンの形の違いにもご注目ください!グリップの曲線がDXと異なり、銃口向きに対してより急な角度になっています。
これはもちろんプロップのデザインに合わせたためで、銃を撃つときの手ごたえも変わっているはずです。

続いてバックルですが、下記画像をご覧ください。



ファイズギアのバックルでは、天面の中央を分割ラインが走っておりました。
前後のパーツを合わせるために必ず生じてしまう「分割線」。DX版にもありましたね。
今回のCSMではこの線を出したくないなと思い、分割構造を見直しまして、写真の通り線の無い構造設計を行いました!
最近のアイテムでいうと、アークルと同じように、裏面に分割線が移動した形となります。

最後にデルタムーバーについて。
フタパーツを展開したときに露出するボタン、こちらはすべてラバー製に致しました!



ファイズフォンのボタンに使用されているラバーボタンと同じ素材です。
今回、ここを押しても特にギミックは発動しません。その理由は、ムーバーの伸縮により、ボタンの奥に電子部品を配置できないためです。(過去のブログでも説明していましたね。)

ただ、物の質感を向上させたいという思いだけでこのような作りにしております。
ギミックだけでなく飾る・眺める・撫でるなども、大人向けのアイテムを楽しむひとつの方法ですから、そのあたりにもご期待頂ければと存じます。

本日のブログは以上です。
今後もこのように開発過程の写真を掲載していこうと思います。

次回は5/27(月)の更新となります。
それでは!

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