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更新日:2021年11月09日

仮面ライダー 開発ブログ

仮面ライダーディケイド

CSMディケイドライバーver.2…そしてライドブッカーに新カード!本日予約受付開始


みなさまこんにちは。
CSM開発担当フナセンです。

本日朝8時より解禁となりました! 『全仮面ライダー大投票』仮面ライダー部門第6位・仮面ライダーディケイドから
「CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」!
・・・と!
「CSMライドブッカー」!!
そして!
「CSMライダーカードセットEXTRA」!!!

そのほか単品商品バージョンの
「CSMディケイドライバーver.2」
「CSMライダーカードセット-DECADE-」
を、本日13時より予約受付開始します!



サプライズな2商品に、バリエーション商品2点を加えた全5商品を展開します。
商品の種類が多いこと、かつ重複した内容もあることから、ちゃんとページ内容を確認して頂く時間を作るため、予約開始時間は13時からとしています。

本日のブログではそれぞれの商品についての概要紹介です。


商品①「CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」 





「マゼンタ」ではなく「白」のディケイドライバーを本気で作り直す、ということを掲げ、まずはその外観を変更。ベルトデザインのディテールをスーツプロップに合わせて再設計しています。
わかりやすいところでいうと、中央のクリアパーツが赤色になっているところ、その上の緑の円部分もクリアグリーンになっているところ、 そして左右にそれぞれ3か所ついた緑・赤・青の円デザインが半球状になっているところでしょうか。


(ちなみにこれ、ガンバライド筐体の3つのボタンがデザイン元って知ってました?)

左右の指をかけて開く部分も実は形状が変わっています。
これは実際に触ってみないとわからないと思うので、届いてから確かめてもらいたいです。

ver.2がスーツプロップデザインなら、ver.1は変身前の役者プロップデザインといえます。(DXベースだったので。)
よってバージョンアップしたからといってver.1の価値が無くなることはありません。両方あればお得です。
今回付属するケータッチは基本的に変身後のベルトにしか付かないので、スーツプロップの見た目にピッタリはまると思います。
あとディエンドライバーをやることになった場合、ディエンドベルトはスーツプロップしか存在しないのでその辺も考慮してます。


見た目もさることながら一番大きな変化はやはり音声です。
イントネーションについて、劇中と差があったカードについて、今回改めてマーク大喜多さんの音声収録を行いました。
当時の音声を聞いて頂きながら、1音に対してそれぞれ10テイクほど発声して頂き、そのテイクも1文字単位でより劇中の印象に沿う形に合成し、整えながらベルトに収録します。 商品ページで「スラッシュ」の音声だけ視聴できるようにしていますが、まだブラッシュアップが足りていないので、ここからさらに調整する予定です。視聴音声の通り、カード名と各種効果音は重なって鳴るようにします。

各カードは、それぞれ専用の効果音を収録します。
アタックライドなら固有効果音を。ファイナルフォームライドなら変形音を。そしてカメンライド・フォームライドには変身音を。
2号以降ライダーのカメンライドカードについても、変身音を新規で用意しています。
白いディケイドライバーのカメンライド音は、短く編集された変身音が特徴でした。
今回似たような短縮アレンジを加えて変身音が鳴るので、カード遊びの楽しさは飛躍的に向上します!
それはもう、とんでもなくむしゃくちゃ遊べます!

音声を最大限遊んで頂くために、劇中でディケイドが使ったカードをすべて同梱しました。
(前回商品は一部のカードを分売しましたが、ほとんどの方が両方購入してくださったので、もはやわざわざ商品を分ける意味は無いなということで今回は最初からすべてセットにしました。)
その数は驚愕の125枚!カード一覧ページは下記です。 

カード一覧はこちら

前回の商品に無かったものだと、
●烈火大斬刀
●てれびくん(全員サービスのDVDで登場)
●オートバジン・烈火大斬刀・ガガの腕輪のブランク(劇中で一瞬出た)
●ファイナルフォームライドのブランク9種
●ファイナルアタックライドのブランク
●スカルのブランク
●ケータッチ用のカード3種(うちブランクは完全新規)ですね。



逆に前回のディケイド用カードセットに付いていた「ファイナルフォームライド・ディケイド」はディケイドが使っていないので今回の商品には入れていません。
今回の商品には…。

収録希望の多かった「烈火大斬刀」は念願の収録です。前回は版権上の都合で入れられなかったと聞いています。
年月も経ち、ようやく今回収録が実現しました。
一方、映画「スーパーヒーロー大戦」ではゴセイジャーの持つ「ゴセイカード・リフレクラウド」を使用する場面がありました。
できることならこちらの収録もしたかったのですが、ゴセイカードはバーコードの位置がライダーカードと異なるので物理的にスキャンすることができません。
そこで、バーコードの位置を無理やり変更したカードデザインにアレンジして収録できないかと、関係者の方々とも相談したのですが、 デザイン変更が前提となると版権面での許諾を得ることができず、収録は実現出来ませんでした。なにとぞご理解ください。


前作のディケイドライバーから始まったBGM収録ですが、当時は当時の容量キャパの影響もあり、2曲とも約15秒程度しか収録していませんでした。
それを今回は高音質で全12曲も収録!決定版を目指し、やりすぎなくらい入れ込みました。 



あの印象的な「前回のあらすじ」から始まり、主題歌⇒敵出現⇒説教⇒変身⇒挿入歌⇒ファイナルフォームライドなどなど、一連のお話の流れをBGMからも追体験できてしまいます。
それだけでなく、「ファイナルアタックライド・響鬼」を読み込むことで、あの響鬼の世界・後編の戦闘で描かれた合奏シーンの楽曲を鳴らすことが可能です! (こちらはBGMボタンでは鳴りません。)


そしてver.2リメイクの大きな要素、「門矢士役:井上正大さん」の台詞音声を多数収録!
元々電源スイッチがあった場所に台詞ボタンを設置しました。(電源スイッチは裏面に移動してます。)
士はBGMも相まって印象的な語りのシーンが多く、上記のBGM機能と組み合わせてあの「説教」たちを最大限に楽しむことができます!
井上さんの音声収録では膨大な台詞量を約3時間ほどかけて録らせて頂きましたが、集中が途切れるから、と合間に休憩を一切挟まず収録に臨まれており、ただただ驚愕でした。

インタビューでも楽しいお話をして頂き、下記にアップしておりますのでご覧ください。



マイナビでは別内容のインタビューを掲載しています。こちらも合わせてご覧ください。



さらに本日は、井上さんがご出演されているYoutubeチャンネル「GGE CHANNEL」にもご注目を!

Youtubeチャンネル「GGE CHANNEL」



そして完全新規の「ケータッチ」は、丸みのあるDXに対して全体的にシャープな印象に仕上がりました。

画面サイズはプロップと比較すると小さいのですが(DXと同じ画面サイズです)、これはカードデザインに合わせたためです。
プロップはおそらく映像越しの見映えを優先した&スーツを纏った指が太くなって狭い範囲は押しにくい、という理由から画面を大きくしたのだと推測されます。
もしその画面サイズを再現しようとすると、カードデザインがプロップから全然変わってしまう(ライダーマークだけ異様に大きくなって、その周りのデザインを侵食する)ので、DXと同じ画面サイズのままにしました。
(逆にこれだけカードサイズを大きくするという方法も検討したものの、コンプリートカードもライドブッカーから取り出すシーンがあったのでサイズは同じままがよいと判断しました。)

マゼンタ色部分は、綺麗な発色になるように細かくパーツ分けをし、成型色をマゼンタに変更した上でさらにマゼンタ塗装します。マゼンタ。
DXのようなパーツ割りだとどうしても黒成型色に色が引っ張られて少し暗くなってしまうのですが、CSMはDXよりもお金を掛けられるので、細かくパーツ分割して金型も分けることで、発色の良さも追究が可能です。

さて、外観面から話は変わり、電子面ではDXからの進化点として、

① ディケイドマーク・F・Cが発光します。
「DXケータッチ21」でもすでにその発光は実現しましたが、FとCは白色に発光しますので、赤白の2色使いでよりデザインの再現性が高まりました。

② 静電方式のタッチセンサーを採用!
DXのタッチセンサーは「抵抗膜方式」といって、ぐっと押し込むことで初めて反応するものでした。
が、今回はいわゆるよく想定される「タッチセンサー」にあたる、そっと触れるだけで反応するものになっています。
第21話の初変身では滑らかにスライドするように触れて反応していましたが、あの変身シーンが再現可能です!

③ 鳴滝!!!奥田達士さんの台詞を多数収録! 



ディケイドあるところ鳴滝あり。であるならば商品にも来て頂きましょう!ということでケータッチに鳴滝の台詞を多数収録してしまいました!
DXにあった「ナンバーカード」は、ケータッチを携帯たらしめるカードですが、劇中ではついぞ携帯としては使われませんでした。
DXの上位商品としてこのカードも当然いれる必要がありましたが、遊びの用途は特に無かったので、CSMファイズギアからの系譜である「携帯アイテムで番号を入力して任意の台詞を再生する」という遊びを収録し、鳴滝さんに来て頂きました。
いつでもどこでもお手軽に「おのれディケイド!!!」が楽しめる最強のアイテムです。
劇中の台詞はもちろんなのですが、このおのれディケイドだけでも喜怒哀楽様々な表現でかなりのバリエーション収録しています。
(・・・いや喜楽は無いですね。)
奥田さんもノリノリで演ってくださいました。すごく楽しいアイテムになったと思います。


商品②「CSMディケイドライバーver.2」



こちらはケータッチだけを抜いたドライバ―オンリー商品です。
ベルトさえあれば肝心のスキャン遊びは一通りできるので、それさえあれば、という方向けです。
ケータッチ用カード3枚はオマケでそのまま同じく付いています。


商品③「CSMライダーカードセット-DECADE-」 



こちらはさらにセット内容を削いで、カードだけを買えるようにした商品です。
ディケイドライバーは構造上、どうしてもカードに擦れ跡がついてしまうので、コレクション用にカードを綺麗なままで保存したい・予備で持ちたいという方向けの商品になっています。


商品④「CSMライドブッカー」



今回のサプライズ商品その1です!
ドライバ―のティザー発表後、かなりのリクエスト反響を頂いていましたので、同時商品化を進めてきてよかったと安心しました。。
みなさんが仰るように、ディケイドの変身においてカードの取り出し音とその所作はとても大事なポイントになっています。
「カードを裏返す音」なども収録し、一連の変身シーンの完全再現に大いに役立つアイテムになるでしょう。

そして武器にもなるライドブッカーですが、まともに変形ギミックを追いかけても劇中の印象にならないので、今回は割り切って「差し替え」によるソードモード・ガンモードへの変形を行い、プロポーションを再現する方向に舵を取りました。




井上さんに持って頂いた写真をみれば、その大きさが伝わることでしょう。
・・・いや井上さんは身長めちゃめちゃ高いので、ちょっと小さく見えるかもですが。
サイズはカードからの逆算で作っていますので、ライドブッカーとしては妥当なサイズ、剣としてはプロップよりも長さは劣るものの、ブッカー本体を軸としたプロポーションはまったく同じです。
剣先だけでなく、銃口のほんの少しの長さの違いや、グリップの長さまでもが差し替えで延長できるというところも、プロポーションを大事にすべく用意しました。マゼンタのディケイドマークも、タンポ印刷の回数を重ねることによって綺麗に映えます。


商品⑤「CSMライダーカードセットEXTRA」 



今回のサプライズ商品その2は、ディケイドライバーの遊びを更に広げるための追加カードアイテムです。
収録カード一覧は下記からご確認ください。

カード一覧はこちら

ライダーカードは変身遊びに用いるものですが、一方でカードというものにはコレクション要素もあります。
劇中登場カードだけの商品化だと、全部を並べたときのキャラクターとしての歯抜け感が凄まじいなと、前作の商品を揃えたときに率直に思いました。
ので、それを埋められるように、劇中の設定上存在してもおかしくないライダーたちのカードを新規で作り起すことにしました。
やってみるとカード化できるのがあるわあるわで、全89種ものカードが生まれました。
もちろんディケイドライバーver.2で読み込めば、キャラクター名に続いてそれぞれ固有の変身音を発動しますので、非常に遊び甲斐のあるアイテムになっています。
ドライバ―を買う方はこちらの購入も必須だと断言できます!

カードも1枚あたり約90円です。そう思うとめちゃめちゃお買い得な商品と感じられるのではないでしょうか。
カードセット-DECADE-はもっと安く、1枚あたり約80円です。
これは、元々ドライバ―に入っている以上、重複購入が前提となってしまう商品なので、もう少し買いやすいようにと価格をさらに抑えました。

本日公開したカードデザインでは、一部まだデザイン中ということで黒塗りになっているものが多いのですが、これから順次公開していく予定です。楽しみにお待ち頂ければと思います。
(量が多すぎてデザインが間に合いませんでした。。)


今回は商品点数も多いことから、ライドブッカー・カードセット2種の3商品は予約締め切りをベルトより1か月伸ばしまして、2022年1月25日締め切りにしています。
全部まとめての注文が難しい方は、時期を置いての注文をご検討ください。

またライドブッカーだけ、1次のお届けが5月になりますのでご注意ください。

本日のブログは以上になります。
ご予約お待ちしています!

次回更新は、11/16(火)の予定です。
それでは!
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