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更新日:2017年10月10日

仮面ライダー 開発ブログ

仮面ライダーファイズ

CSMカイザギアの究極ポイント 第5回 カイザショット編

皆様こんにちは、フナセンです。
放送時間が9時に変わった仮面ライダービルド、まだちょっぴり慣れませんが寝坊した!と思って起きてもまだ放送されていないのは、夜型の自分にはちょっと有難いのかもしれません。

さて、本日のブログですが、「カイザショット」についてです。


ファイズショットから3点ほど、変更したポイントがございます。

①「レディ」の音声
劇中では、カイザのギア類の「レディ」の音声が、やや低い加工をされているシーンが多数ございました。
これはカイザドライバーの「声質の低いシステムボイス」に合わせた加工だと思います。
当時の玩具音声はファイズアイテムと同じ音程の「レディ」が使用されていたり、また番組上でも、カイザのアイテムでの「レディ」の音程が話数によって異なっていたりと、まだ昨今の作品ほどアイテムの音声の描かれ方がカチッとしていない時代だったかと思います。
番組上の演出で統一が取れていない音声ですので、どちらの「レディ」を収録するか悩みましたが、今回は「低いレディ」で統一することに致しました。
玩具としての、ファイズギアとの差別化を意識した仕様です。

②必殺待機音の音程
カイザショットの必殺待機音は、ファイズギアと同様の音源を使用しておりますが、より当時の音程に近づけるために音質を調整して、高音の部分がしっかり聞こえるようにしております。
待機音の音声は「高音部分」と「後ろで鳴っているやや低音部分」の2つの音声がミックスされているのですが、「高音部分」の音が立つようにしております。

③グランインパクト後のオルフェノク灰化音
グランインパクトの必殺技音声が鳴った後、CSMのファイズショットでは「Φマーク出現音」が鳴って終わりましたが、今回は「Xマークの出現音」と同時にオルフェノクの灰化音が重なって鳴るようにしております。
より臨場感のあるなりきり遊びが楽しめるのではないかと思います。
ちなみに番組では、カイザがグランインパクトでオルフェノクを倒すシーンはほとんど無く、「パラダイスロスト」の冒頭シーンが唯一のオルフェノクトドメシーンだったかと記憶しております。(違っていたらすみません…)
その時はXマーク出現音などは特にありませんでしたが、今回は敢えて入れております。ファイズショットでの必殺シークエンスを参考にして構成しました。全ギアで、必殺技終了時の音声を統一する意図を持っております。


カイザショットは、ファイズショットと外見では色しか違わないため、音声でいくつか差別化・付加価値を設けたいと思い、上記仕様と致しました。


簡単ですが、本日のブログは以上になります。
次回更新は10月16日(月)です。

それではまた!
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