更新日:2022年01月28日
ウルトラマン玩具ブログ vol.46 ウルトラ兄弟キーセットの全貌を完全公開!!
みなさまこんにちは。ウルトラマン玩具企画開発担当のN野です。
『ウルトラマントリガー』ついに完結しましたね!!
早速ですが、最終話に電撃登場した『トリガートゥルース』の関連アイテムも続々商品化が決定しておりまして、まずは今週末、1月29日(土)に早くもソフビが発売になります!!!
【解禁情報】今週末1/29(土)発売!
— バンダイおもちゃ宣伝部(BANDAI) (@bandai_toys) January 25, 2022
ウルトラマントリガーより最終話で衝撃の登場を果たした「トリガートゥルース」のウルトラソフビが登場!https://t.co/uX5GQIxOSN#ウルトラマントリガー #ウルトラソフビ pic.twitter.com/8ieY3ZjWCC
完結記念のサプライズとすべく、ひた隠しに隠して開発を進めていた甲斐があり、世界最速で立体化することができました・・・!
そして!!
先日Twitterにて告知したとおり、「トリガートゥルースキー」も商品化が決定しております!!
【速報】 #ウルトラマントリガー 最終回にサプライズ登場したトリガートゥルースの変身アイテム『トリガートゥルースキー』が「DXガッツハイパーキーPremium」仕様で商品化決定!!
— バンダイおもちゃ宣伝部(BANDAI) (@bandai_toys) January 24, 2022
詳細は1月31日(月)の発表をお待ちください✨ pic.twitter.com/KcnHyLL299
こちらの情報は1月31日(月)あさ8:00に公開されますので、合わせてご期待ください。
(ちょっとしたサプライズもご用意しています。)
TVシリーズは毎年あっという間に終わってしまって、担当個人としてはまだ終わった実感も湧いていないのですが、間髪開けず今週末からは『ウルトラマンクロニクルD』がスタートします!
関連ソフビもたくさん準備しておりまして、2月1日に最初のラインナップ解禁がありますのでぜひご期待ください!(・・・この日に公開される分はまだまだ、序の口です!)
とうことで、今回のブログでは絶賛予約受付中の「ガッツハイパーキーPremium 栄光のウルトラ兄弟キーセット」を取り上げます。
商品の基本的な遊び方は既存のPremiumシリーズに合わせているので重複する情報は割愛しつつ、このセットならではの仕様や各キーに込めたこだわりを箇条書き的にご紹介していきます!
けっこうコアな内容が多くなりますが・・・どうぞ最後までお付き合いください。
<商品コンセプト>
このセットは、ウルトラマンシリーズ55周年の総決算的な意気込みで、55周年ロゴにもそのシルエットが記されていたウルトラマン、ゾフィー、セブン、ジャック、エース、タロウ、レオ、80の8大ヒーローをラインナップしました。
ウルトラ兄弟をモチーフにした商品では“6兄弟”のくくりになることが多いのですが、豊富な音声バリエーションが魅力のガッツハイパーキーシリーズであれば、むしろ『レオ』と『80』にこそスポットライトを当てたい!と考え、2人を含めて “栄光のウルトラ兄弟”と銘打ちました。
また、「ガッツハイパーキーPremium」シリーズでの商品化するにあたっては、例のごとく何かしら新しいアプローチで商品の魅力をUPさせたいという思いがあり、今回は新たに『怪獣図鑑モード』を搭載しています。
ゼットキーセットやニュージェネヒーローズキーセットにあった『BGM』も非常に捨てがたい要素なのですが、やはり”怪獣の鳴き声”はウルトラマンシリーズの最たる魅力に違いないのと、ガッツハイパーキーのサウンドモードは“ソフビと一緒に遊ぶ”こともイメージして作っているので、発売済みのソフビで遊びながら鳴き声を鳴らしていただければきっと楽しいはず!ということも踏まえてこの形にしました。
鳴き声を収録するキャラクターの総数について、受注ページ上では70種以上と表現していましたが、最終的には「全87種」の鳴き声を収録します!一覧は下図のとおり。
後述するゾフィーキーでの重複収録を除いての「87種」なので、なかなか圧巻です・・・!
ここまでのボリュームの音声が商品化される機会は今後もほぼ無いと思います。
一ファンとして客観的に遊んでみたときは、この音声だけで買う価値があると素で思ってしまいました。
【全キー共通の仕様】
収録音声の音質について、今回は大半のデータを1.5倍にUP(DXシリーズの通常音質比)できたので、非常にクリアな聞き心地になっています。
ガッツスパークレンスとの連動で変身遊び後に鳴る必殺技音や掛け声は『カラータイマー音をバックに流しながら再生できる』仕様です。
カラータイマー音は任意で開始・停止ができるので、技音を重ねていく途中でカラータイマーが鳴り始めるような遊び方も可能です。
収録効果音の音源については、円谷プロダクション様ご協力のもと、『各キャラクターのTVシリーズ本編』から抽出したデータを使用しています。
近年の客演作品ではなくTVシリーズ本編の音源に絞ることで、全体の統一感を狙っています。
ごく一部、例外として様々な制約で当時の音源が用意できなかった音声については、ウルトラ兄弟が最も象徴的にフィーチャーされている『ウルトラマンメビウス』の劇中効果音から拾うことにしました。(といっても全体で3~4音です)
各キーの成形色は、並べたときの豪華さを狙い、虹の構成色と順番に合わせてレインボーカラーにしました。
個別のキャライメージで選ぶとおそらくすべて赤になってしまうので、“ウルトラ兄弟”の特別感を表現する方向でまとめています。
ここからは各ウルトラマンキーの説明です。文中で都度触れる必殺技音の収録リストは下図のとおり。
ニュージェネレーションヒーローズキーセット同様、各キー最低5種の必殺技音声を収録しています。
【ウルトラマンキー】
掛け声、必殺技音、怪獣の鳴き声の収録総数は全8種中最多です。(印象的な音声が多すぎて取捨選択しきれませんでした・・・)
「キャッチリング」や「ウルトラサイコキネシス」などの、超マニアックな(だけど聞けばあの音だとわかる!)効果音は思わず脳汁が出ます。
【ゾフィーキー】
そもそもゾフィーの技音声が商品化されることが非常に貴重だと思いますが、中でも「ウルトラフロスト」は劇中で発した技名のセリフまで収録しています。
さらにさらに、『ウルトラマン』最終話でくるくる回って赤い球を形成するときの効果音も収録します。
(ウルトラキャッチリングの音と限りなく似ているのですが、微妙に構成音が違うというトリビア付き)
怪獣図鑑モードに関しては、ゾフィー直接対決した怪獣だけだとバリエーションが少ないため、『ゾフィーが客演した回の怪獣』という括りで厳選し、11体の鳴き声を収録しました。
ただ、それだけだと全種類が他のキーと重複してしまうので、ゾフィーの救援で湖の水を全部蒸発させてエースの危機を救うという衝撃の展開が描かれた『ドリームギラス』の鳴き声はゾフィーキーのみに収録しています。
(その分エースキーの収録数が減っているというわけではないのでご安心を)
【ウルトラセブンキー】
ガッツスパークレンスの連動で変身遊びをするときは、トリガーを引いたときに『デュワ!!』と言ってから変身音が流れます。端的に、燃えます。
先述の「カラータイマー音」に関して、セブンにはカラータイマーがないため仕様の落とし込み方に悩みました。
額のビームランプがカラータイマー的な役割を果たしている説も認識しており、実際ガッツ星人回では点滅している(微弱ながら効果音もついている)のですが、かといってほかの回で同様の演出が繰り返されている訳ではないので、ビームランプの音をカラータイマー扱いする仕様は止めました。
その代わり、他のキーでは変身後にガッツスパークレンスのトリガーを長押しすることでカラータイマー音が鳴り始めるところを、ウルトラセブンキーにおいては同様の操作で『ウルトラホーク1号が飛来し、援護射撃してくれる音』が鳴るようにしました。
「他のキーもそうして欲しい!」という声が聞こえて来そうですが、実際8作品の防衛隊マシンを飛行音だけで聞き分けることはけっこう難しく、あくまでセブンキーだけの例外的な仕様に位置付けるのがベストだと考えています。
【ウルトラマンジャックキー】
「スペシウム光線」や「ウルトラスラッシュ」はウルトラマンと共通の技ですが、音源はジャックのものに分けています。
「ウルトラスパーク」、「ウルトラスパーク3段斬り」、「ウルトラクロス」などのブレスレット系必殺技は、ジャック自身の掛け声も織り交ぜながら聞き分けがつくように差別化しました。
当初は「シネラマショット」など光線系の技を多めに入れようかと思っていたのですが、音がほぼスペシウム光線と同じで聞き分けづらいので、音声として分かりやすい方に舵を切っています。
【ウルトラマンエースキー】
エースキーの変身待機音は、ウルトラリングが光るときの効果音を要素として使っています。
エースの個性というべきギロチン技も、「ウルトラギロチン」、「バーチカルギロチン」、「ギロチンショット」の3バリエーションを収録しました。ウルトラギロチンは技名のセリフ入りで豪華です。
『エース』の超獣は鳴き声が意外と個性豊かで、聞いていて楽しいですよ。
ギロン人は劇中ではひたすら喋っているので、鳴き声というよりは「フハハハ・・・」という笑い声を収録しています。
【ウルトラマンタロウキー】
タロウキー固有のクセ付けとして、『あのジャンプ音』を2パターン収録しています。
ガッツスパークレンスとの連動で必殺技音を鳴らしていく合間に、適宜「キュピピピピン…」、「シュシュシュイン・・・」と鳴るイメージです。
必殺技音に関して、「ストリウム光線」と「リライブ光線」は技名セリフ入りです。
「ウルトラダイナマイト」に関しては、先述の理由によって『ウルトラマンメビウス』 第30話「約束の炎」にて描かれたシーンの効果音から収録しています。
「別れの日」と「約束の炎」をリアルタイムで見たときのハラハラ感と感動は今も忘れられません・・・。
【ウルトラマンレオキー】
唯一格闘技主体のレオの個性を表現するため、シールのデザインはまさかのキックポーズ!
「シューティングビーム」とか「スパーク光線」のデザインにすることも考えたのですが、やはりここは「レオキック」かなと。
レオキーも変身遊び時「レオーーー!!」という変身セリフが鳴ります。燃えます。
前回記事で触れたとおりアストラキーは単体で商品化しようがなかったので、せめてもの想いで「ウルトラダブルフラッシャー」の技音は収録しました。
共に戦ったガロン&リットルの鳴き声も収録しています。
【ウルトラマン80キー】
80キーも変身遊び時に「エイティッ!!」とセリフが鳴ります。やっぱり燃えます。
『80』はそれまでの作品と違って、効果音のテイストが一気に電子的になった作品です。
また、技発動時や怪獣がやられるシーンでは、ほぼ毎回同じ効果音が繰り返し使われているので、今回のキーでもその再現を試みました。
他のキーで主力級の必殺技音を鳴らすと、「技発動音」に続けて「爆発音」が鳴るのですが、80キーに関しては「爆発音」の前に「ヒュルルルルルル・・・」というお決まりのSEが挟まります。
(『80』をご覧になった方にはきっと伝わるはず・・・)
また、「サクシウム光線」も発動音のバリエーション違いで2パターン収録しています。
1種ずつの仕様をご説明したのでかなり長くなってしまいましたが、いかがでしょうか?
ガッツハイパーキーの音声プログラムを担当している後輩くんからの『こんなに毎回仕様が違って手間のかかる連動アイテムは見たことがない!!』という悲鳴には聞こえないフリをしつつ、今回もウルトラ兄弟ならでは要素盛りだくさんの仕様にいたしました。(後輩くん、いつもごめん!)
8本セットなのでそこそこいいお値段なのですが、いわゆる『高いが安い!』アイテムになっていると思うので、本当にオススメです!!
「ガッツハイパーキーPremium 栄光のウルトラ兄弟キーセット」は、2月28日(月)23時まで予約受付中です。
状況によっては早期に受付終了となる可能性もございますので、お早めにどうぞ!
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