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更新日:2020年10月25日

仮面ライダー 開発ブログ

仮面ライダー鎧武

CSM戦極ドライバー and more 情報解禁&予約受付開始!!


皆様こんにちは。CSM開発担当フナセンこと、台東のすずきやまとです!聞いてください!

本日、『THE・鎧武祭り』スタート!
特設ページのコンテンツが解放され、「CSMプロジェクト・アーク」の商品情報も公開されております! 



情報量が多すぎるので、本日のブログでどこまで言及できるかわかりませんが、全体や商品の大枠概要を中心にお話できればと思います。

まずは何よりコチラの情報から。
「東映特撮ファンクラブ」にて、『鎧武外伝 仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ』の第1話の配信もスタートしました! 





ついに念願叶ってこの二人のスピンオフが誕生!セイバーにもお二人ちょっと出ていましたね!ぜひ会員になってチェックしましょう!
いまでこそスピンオフVシネマが当たり前のようになっていますが、その一番最初が鎧武でした。こうして続いていくことが嬉しくてたまりません。


さて、「CSMプロジェクト・アーク」ですが、様々なオプションパーツを含んだ鎧武用の「CSM戦極ドライバー」をスターターセットとし、複数のロックシードがコンセプトごとのセットとなった「CSMロックシード ●●セット」といった商品を、定期的に発売していくプロジェクトです。・・・そして時たま別のアイテムもあるかも??

特設ページのコンテンツに、「ヘルヘイムの森」への入り口があります。
そちらに入っていただき、実を掴むと様々なロックシードが現れていきますが、今後商品化予定のあるロックシードたちが出てきますので、ぜひこの森で遊んでください。
いや、ハッキリ言ってしまうと、少なくとも現在この森のページをクリックして現れるロックシードは、すべて商品化決定済みです!
さすがに一気には売れないので、中長期的に時間をかけてコンセプトセットで出していきますので、よろしくお願い致します。
出てこないロックシード(フレッシュとかね。)も商品化が無いわけではありませんので、このプロジェクトを応援し続けて頂ければありがたいです。
エナジー系も採取できないですが、それは今はまだ……。

ヘルヘイムの森にある実は、時たまプレミアムバンダイで使えるクーポンに変化するというとんでもなく世俗的な変化が起きますので、それが出るまでいろいろ森をうろついてみるのも楽しいです。



ここからはプロジェクト第1弾の紹介。

<CSM戦極ドライバー>



今回の戦極ドライバーおよびロックシードは、「スーツプロップ」をベースに細部の造形をリニューアル!
特写写真集などと見比べて頂けると、細かな違いが見えてくると思います。
元々DXの時点で造形もよく、また役者プロップはDXベースの造りになっていましたが、今回はスーツ版合わせで再設計&新規金型にしています。(イクサ以外もこれまでほぼそうして来ましたが)
スーツプロップにした理由は、ロックシードが展開した状態で飾ることを考えたとき、劇中でその状態になるのは変身後のスーツ状態しかないからです。(変身時の切った瞬間、というのはおいといて)。
スーツプロップは、本来デザイン上求められていた外観が綺麗に再現されております。
(ロックシードホルダーや、この商品にはないアレも変身後のスーツプロップにしか付属しませんしね。)
ただ、サイズ自体はDXと同じサイズになっています。ロックシードを入れる部分の形も同一規格です。
とはいえ対象年齢が異なることもあり、発売元としては「互換性について保証しておりません」としか言えません。予めご了承ください。(オーズドライバーで察してください。)
ちなみにフェイスプレートは全く互換性がありません。(理由は後述します。)

リニューアルされた造形ですが、まず目を惹くのはカッティングブレードの変化!分割線が無くなっていて、さらに金属製になっています。
もちろんプロップが金属だったかどうかは明言できないところですが、「刀」というモチーフであるがゆえに、その素材はやはり金属製であるべきであるという、物質に対する感覚的な欲求を満たすべく造り上げました。
アマゾンズドライバ―のダイキャストの評判がとても良かったことも手伝っています。
ダイキャストではありますが、これまでのCSMでよく使ってきた「亜鉛ダイキャスト」ではなく、それよりも軽い「アルミダイキャスト」を使用することで、回転パーツとしてのヘタリを回避することにもなっています。

DX版では、対象年齢3才以上の商品であることから、柔らかいプラ素材を先端に使用していました。
そのため、刀に分割線も発生していたのですが、CSM版にはそれも無くなり、綺麗な一つの金属刃になっています。

そしてこの刀にはシルバー塗装を実現!
当初はロックシードを切るパーツだから、塗装が擦れてしまうよな・・・と悩むポイントでしたが、しっかりとしたコーティングを施し、数千回の動作検査を行い耐久性の測定を経て、塗装OKの判断が出ましたので、プロップと同様の綺麗な色味が再現できました。
ダブルドライバーver.1.5のときのガイアメモリのボタン塗装もそうでしたが、玩具の耐久性とプロップの外観再現はときに トレードオフになりがちなところを、なんとか両立できるように奔走した結果セーフとなりました。本当によかった・・・。

ダイキャストは別の場所にも使用していて、ロックシードを固定するための「ロックオンアーム」も今回ダイキャスト製にしています。(こちらは亜鉛ダイキャストです。)
DXではこの部分は開きました。ただこれは対象年齢である3才のお子様が、ロックシードを外すときにロックシード側のフックパーツを開かずに無理やり引っ張ってしまう(正しく扱えない)ということを想定した玩具上の配慮であり、今回はダイキャスト製になることから、そこが開かないようになっています。
これも役者用プロップには分割線がDX玩具同様に存在しますが、スーツプロップには存在しないため、スーツ合わせの一体化造形になっています。(ロックしているのに開いてとれちゃうのは本質的におかしいですからね。)


ロックシードも造形を一新! 



正面向かって左上の突起は、玩具由来によるビス抑えの突起でした。当然、変身後のスーツプロップには存在していません。
ということで、再現すべく前後パーツの合わせ構造を見直して、この突起が出ないようなビスの位置変更を行いました。
そして、目を惹くのは裏面のツルっとした造形!
なんと、電池に関する注意表記などが消滅しました!・・いや、消滅は厳密には違くて、電池フタを開けるとあります。
ボタン電池商品は、その刻印を見える位置に掲載しなくてはならない、というのが製造物としての決まり事になっているのですが、今回は対象年齢15歳以上ということで、特例で電池フタを開けた先に移動する許しを得ました。
電池フタも広く取って、その奥の刻印用の面積も確保しています。
他にも外観の変化としては、DXでクリアパーツだったところがメタリック成型パーツに変更になっているところでしょうか。
DX版をベースにしていた役者用プロップも、クリアだったところがメタリック塗装されていました。
ここを塗装してしまうと、刀も塗装していて塗装面同士が当たるので厳しいかなと思っており、現在はメタリック成型色になっています。
(塗装の検証は引き続きしていきますが、期待値は低く構えて頂ければと・・。)
もちろん、発光するシール面はクリアパーツのままにしているので、ちゃんと光ります。
(予約ページ内にあるマルチビュー画像だと結構濃いオレンジになっていますが、あれは初期試作で実際はもっと薄く明るいメタリックオレンジになります。)

そして最大のポイントは、「フタの開閉を判別する検出の追加!」でしょう。



ロックシードの底面に、フタ(キャストパッド)が開ききったときに押されるスイッチを追加したことで、変身後にフタを閉じることにより「変身解除音」を鳴らすことが可能となりました!
底面にこのスイッチを入れることにより、内部構造的に電源スイッチの置き場が無くなってしまったので、今回は電源スイッチ自体が無くなりました。
電源スイッチがあることに価値を感じる方もいらっしゃると思いますが、遊びの機能とのトレードオフということでご了承ください。
さらに言ってしまえば、電源スイッチが無いことによって、外観を全周見渡してもおもちゃっぽさが無い見た目に結果なりました。
ベルトのように裏面が隠れるアイテムはそこに電源スイッチがあってもよいですが、こういったコレクションアイテムに電源スイッチがあると現実的な製品感を消すことができないので、ある意味よかったのではないかと思っています。


さてさて、ここまでは主に外観面の話をしてきましたが、今回の音声はとんでもないことになっています!

まずメインである変身音の一連を再現すべく、ロックシードには多彩なモードを搭載。
ロックシードには、開錠時にクラック展開音が鳴る「現世モード」、ヘルヘイム内の変身時にアームズが頭上に生成された音を再現する「ヘルヘイムモード」、(今回は付属していないですが)ジンバ―変身の際に短縮変身の演出がされているのを再現するための「ジンバ―短縮モード」、そして、変身には関係ないですが、インベスゲームというもう一つの使われ方に特化した「インベスゲームモード」の全4モードを搭載!
裏面のボタンを長押しすることでモードを切り替えていきます。このモードの詳細は、今後のブログで詳しく説明していきます。

変身音には、劇中の演出で加わっていた音声「アームズが降ってくる音」や「アームズが展開して果汁が飛び散る音」などが加わりました!
より本物感の増す音声構成となっています。
必殺技の音声も、劇中で描かれたものについてはその音声を取り入れる予定です。


そして戦極ドライバー本体。
超豪華!15名のキャストボイスが収録された戦極ドライバーの誕生です!



非常に多くの方のご協力の元、集大成ともいえるベルトが完成しました!
ボリュームが凄すぎてみなさまアフレコが大変だったと思います。
特に佐野さんの熱演。。叫びの台詞が多く、2日間に分けた収録をさせて頂きました。
メインの4人となる佐野さん・小林さん・高杉さん・久保田さんのほか、今回の鎧武外伝で主役となる松田凌さん・吉田メタルさん、そして松田岳さん・白又敦さん・・・・とここまでは所謂戦極ドライバーメインキャストといえますが、今回はそれ以外のゲストライダーの方々のお声も頂きました。
すべての変身者とはいきませんでしたが、物語内の重要度を考慮してライダーを選出しています。
志田さん演じる「始まりの女」はライダーではありませんが、彼女の言葉を受けることで自分が紘汰・戒斗・光実になった気持ちでのなりきり遊びが楽しめます。
青木さん・片岡さんは今回はアーカイブ収録になりますが、各事務所様より収録のご許諾を頂きました。
そして魔蛇・・・驚きました?大塚芳忠さんによる鎧武外伝の予告ナレーションの機会に、一緒に録らせて頂きました。
魔蛇についても追っての機会に。。ヘルヘイムの森コンテンツ内でも探してみてください。
いやーしかし戦極ドライバーの装着者は、こうやって振り返ると龍騎越えをしていて改めて驚きますね。

元々戦極ドライバー側に入っている音声の種類は限定的でしたが、その分キャストボイス・BGMをふんだんに収録することに舵を取りました。
またVバックルを超えるキャストの台詞を収録していますが、CSMキバットベルトを超える過去最大容量のICを搭載することで、一定の音質を確保したままの収録を実現しています。

キャストボイスと言えば終盤のロックシードには定番で入っていましたが、今回は戦極ドライバー本体側を中心に入れることにしました。
その理由は、ロックシードの方に入っていると、変身後に押すボタンもなく音声再生できないからです。
なので本体側に収録して、ベルトの四隅にあるシルバーパーツをボタン化して外観上の違和感を無くしながら、音声再生できるようにしたのです。

その音声識別はフェイスプレートで行っています。
フェイスプレートは、DX版は4種類の待機音を識別するために2つの検出スイッチを仕込んでいましたが、今回は5つの検出スイッチを入れることにより、20種類以上のプレート識別ができるようにしています。
(ので、仮にDX版のプレートが入ってしまうと、その絵柄と異なるキャラの変身待機音や台詞が鳴ったりしてしまうバグが起こるので、全く互換性の無いよう装着できない造りになっています。)

キャストの皆様の想いは、インタビューページや動画で伝わると思いますので、ぜひご覧ください!







さらに豊富なBGM!今回、全8曲を入れております!
鎧武のBGMは「フッハッハッ」という掛け声があって印象的なものが多かったですね。
「始動 鎧武」は特に鎧武を象徴するBGMですしマスト収録でしたが、今回一番欲しかったのは「乱舞Escalation」!
あの45話に始まる紘汰・戒斗のラストバトルは平成ライダー史に残る屈指の名バトルシーン・エモの権化だと思っています。
あのシーンを再現するため、乱舞Escalationは通常ver.の他に45話ver.も収録!
友達と一緒に戦極ドライバーをゲットして、45話ごっこをやってみてください。アガること間違いなし・・!
ちなみにBGMは、IC容量に空きがあればまだ追加するつもりです。現在プログラム途中なのでまだ追加の可否は断言できませんが、期待は淡くお待ち頂ければと・・・。


<CSM戦極ドライバー プロジェクト・アークEDITION>



 こちらは、今回の「CSMプロジェクト・アーク」というワードをよりリアルにするためのアイテム。
量産型戦極ドライバーが実際配られるとしたら・・・と考えたときに渡されるであろう構成パーツのみにした、そんな商品です。

パッケージも、プロジェクトアーク感の出る、「ユグドラシル・コーポレーション」のマークをふんだんに使ったものにする予定です。
番組の中に本当に存在したかのような商品にしたいと思っています!

そんな体感型ファングッズの側面もありながら、もう一つの目的は「複数ライダーのベルトを並列して飾りたい」という欲求をお持ちの方や、「鎧武ではなくて、とにかく斬月!斬月用にだけベルトがあればいい!」のような特定のキャラクターのコアファンの方が買いやすいようにした、セット内容が少ないアイテムを作りたい、ということでした。
こちらと後発するロックシードセットを買えば、そのライダーのベルトを作ることができます。

ちなみにこちらに付属する「黒影トルーパーフェイスプレート」は、DXのときにあったナックル用の無地のフェイスプレートとは異なり、黒影と同じ変身待機音が鳴ります。
いずれ発売するロックシードセットにも収録されますので、このプレートだけを目当てに買う必要はありませんのでご安心ください。 


本商品は10億台しか生産しませんので、ご予約はお早めに!
あとの60億人のみなさまはごめんなさいね。どうか生き延びてください。


・・・ここまでで随分長いブログになってしまいました。 今日のブログはここまで。
「ロックシード シャルモンセット」についての詳細は、鎧武外伝の第2話が配信された後の月曜日のブログで紹介したいと思います。

さてさてご予約受付はこの後13時から!お待ちしております!!
かなり念入りに準備してスケジュールを確保している商品ですので、1次分の数量は、これまでのCSM1次分数量の2倍以上を用意しています。
ので、すぐに無くなることはないんじゃないかと・・・。 よろしくお願いします。

 次回更新は、来週11/2(月)です。
それではまた!

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