仮面ライダーおもちゃウェブ

バンダイ公式仮面ライダー玩具情報サイト

更新日:2021年10月29日

仮面ライダー 開発ブログ

仮面ライダーBLACK SUN クラウドファンディングで復刻版変身ベルトをゲットしよう!


皆様こんにちは。CSM開発担当のフナセンです。

今年の4/3に製作発表された、仮面ライダー50周年記念プロジェクトのひとつ「仮面ライダーBLACK SUN」


公式ページはこちら

 この10月に発表されましたが、
監督:白石和彌氏という、現在公開中の映画「孤狼の血 LEVEL 2」の監督としても知られ、日本映画を牽引する御方を筆頭に、
脚本に高橋泉氏
そして特撮ファンにはなじみ深いお二人、
コンセプトビジュアル担当:樋口真嗣氏
特技担当:田口清隆氏が参加されるということで、非常に素敵な番組になると確信しています。

現在公式ホームページには3人のインタビューも掲載しておりますので、読んでみてください。
またぜひ公式ツイッターもフォローお願いします!

公式ツイッターはこちら


さて、そんな「仮面ライダーBLACK SUN」ですが、より面白い番組にすべく、広く皆様のお力をお借りしたいということで、現在クラウドファンディングが実施されています!(実施期間:11月29日まで。あと1か月です!)



 皆様のお力が、そのまま番組のクオリティアップに直結しますので、ぜひご参加頂き、この新作プロジェクトの一翼を担って頂きたいです。
様々なコースがあり、エキストラ出演権や設定資料、トークショー閲覧権、はたまた「怪人になれる権利」???など、コースによって面白いことが一杯ありますので、上記サイトをご確認ください。

その中でバンダイとしての返礼品提供がこちら。
まさかの復刻!「仮面ライダーBLACK テレビパワーDX変身ベルト キングストーン」



1987年に登場した、テレビ映像の変身シーンに合わせてベルト中央部が赤く「光る!鳴る!回転する!」というエポックメイキングたる、あの変身ベルトが復活を遂げます!
当時商品のコンセプトを大事に、さらなるパワーアップを果たした復刻商品です。  
※本商品はクラウドファンディングの返礼品であり、日本国内でのプレミアムバンダイ等での販売予定はございません。

もちろん当時の金型はもちろん残っていないため、現代の環境・技術にあわせて、最適な仕様になるようイチから見直し設計・開発しました。
本日は、この商品の3つの特徴をご紹介します。


<1>「音認識」によるテレビパワー!



今回、同じ「テレビパワー」ではあるのですが、当時品と異なり、映像の「音」を認識して発動するように仕組みが変更されています。
当時商品は、光の明滅をセンサー受信することで変身発動しましたが、センサーの向きが限定的であったこと、且つ、お察しの通り、光の明滅はその後の年月の中でいろいろ問題となりましたので、、、他の手法を模索しました。

また実は、弊社には当時の「テレビパワー変身ベルト」の開発を担当された電子ギミック技術職のレジェンドが今も同じ部署に在籍しており、「あのシステムは、ブラウン管のテレビでないと、うまくいかないんだよ」というアドバイスがあり、方法を議論した上で音認識技術を選択しました。
(ちなみにオーメダル、ウィザードリングなども、そのプロフェッサーが開発に携わっています。正真正銘のレジェンドなのです。)

たしかにパソコンで映像を再生して、なかなか反応しないな~と思っていたのですがそういうことだったのか!と勉強になりました。
今の環境で最適に発動できるようなアレンジを施した復刻版ということになります。


<2>電気技術だけではない、設計のこだわり
シンプルな形状、これこそトレースが難しいと気付かされた変身ベルトでした。
このように、いくつもの光造形出力を経て、特徴的な曲面形状を形作るため、何度も微調整を重ねました。(これ以上の形状データが保存されています。)



また、金型作成においては「面スライド」という離型手法を用いて、操作ボタン周りが、当時商品は別パーツだったところを、今回は一体化させています。
そのメリットは、パーツごとにメッキ加工をすると量産時にどうしても発生する色バラツキ・その組み合わせが生じてしまうところを、1つのパーツとすることで、組み合わせ工程が無くなり、一続きの美しく輝くボディが生まれるという点です。



もちろん裏面までこだわっており、当時商品をストレートに復刻再現!番組ロゴを美しく刻印します。  



そして、当時商品よりも広範囲に光らせられるよう鋭意開発中です。



ベルト紹介ページをご覧になり、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、DX変身ベルトシリーズとして、延長ベルトも対応できる、安定のベルト形式へと変更しています!
延長ベルトも付属します。ディスプレイ台座にも対応します。
そして、公表済み胴回りサイズから、少しでも大きくなるよう設計変更中です!




<3>当時商品復刻モードと劇中モード、2モードあります!
これまたCSMユーザーにはなじみ深い、2つのモードが選択できるような仕様へとパワーアップさせています。
復刻モードでは、当時商品の変身音「ピピピ音」を再現し、懐かしい想いに浸れるシンプルな構成です。
劇中モードでは、劇中変身音を収録!その他SEも収録し、ボタン操作で音声が発動できるよう工夫しています。
(さすがに当時の映像用音源データは残っていないので、一部似せて作り起しています。)

玩具ユーザーにとってはどちらも本物の変身音だと考え、共に楽しめるように2モード化したことで、劇中モードでは工夫できる幅が広げようと考えました。
より楽しめる商品になるよう練り込んでいきます。

お申込みは11/29まで!
このクラウドファンディングの企画がなければ生まれなかった商品です。
ぜひお申込みください!

実は未だ紹介しきれない秘密もあります・・・ということで、次の更新を
「お楽しみに。」


本日のブログは以上です。
来週は、月曜更新を予定しています。

それではまた!
友達に共有する
X
Facebook
LINE

関連トピックス