バンダイ公式仮面ライダー玩具情報サイト

皆様こんにちは。仮面ライダー玩具開発担当です。

もう間もなくお届けとなる「CSMオーガギア」について、量産サンプルの写真とともに、公開されていなかった追加要素も含めてご紹介致します。

過去のブログ内で、本商品について触れると記載しておりましたが、事情のため更新ができておりませんでした。申し訳ございません。

●パッケージデザインのご紹介
最初にこちらのご紹介です。本商品の表紙・裏表紙デザインは下記のようになっています。
＜表紙＞

＜裏表紙＞
 

オーガギア・オーガドライバーともに表紙・裏表紙のデザインは同一になります。

●取説は冊子仕様

CSMもWEB取説に移行していますが、オーガギアはこれまでのファイズシリーズと同様にマニュアル型冊子仕様となっています。ファイズNEXTシリーズはその内容の膨大さからWEB取説となりましたが、2003年登場のファイズアイテムについては、世界観表現の一環として今後のCSMでも冊子形態を採用していきます。今後予定されているファイズブラスター等も冊子となります。

そして取説内容を下記に掲載いたします。逆にWEB取説が無い分、WEBではこちらに表記しておければと思いますので、先にご確認ください。（詳しくはさらに下のブログ文章で説明します。）




上記取説にありますが、注目ポイントをピックアップして紹介いたします。

●変身音は全４種を収録！
映画では１度しか変身していませんが、そのバージョン（DX版変身音の構成が２回続いて長くなったような音声）と、DX版の音声に加えて、ディケイドに登場したときの、「コンプリート」と鳴らない変身音も収録しています。
こちらの選択はCSMファイズギアver.2、CSMサイガドライバーと同様に#ボタンの長押しで設定します。

ただしひとつ構造上の問題があり、事前に説明いたします。取説にも記載しているのですが、オーガフォンに使用しているICは、これまでの他のCSMと同様に、「同時に再生できる音声は最大３つまで」となっておりまして、この条件下の都合上、劇中の変身シーンを再現する都合から、「BGMと、携帯の起動音（変身前状態で、トリガーを押すことで鳴らす、フタを開くときの音）」を同時に鳴らすことができません。

今回の音声構成ですが、３チャンネルの音声があるうち、
ch1：各種効果音用
ch2：オーガの歓声用
ch3：BGM用
という割り振りになっています。
パラダイス・ロストの変身シーンでは、オーガの歓声と、携帯を開く音と、ボタンを押す音が同時になっており、これをうまく上記の3チャンネルに振り分けなくてはなりません。
そうすると、ボタンを押す音はch1のままにして、携帯を開く音をch3に割り振らねばなりません。
そうなると、ファイズやサイガのように、BGMを鳴らしながら、携帯を開いて、それに重なってボタン音を鳴らす、ということが出来なくなってしまいます。（ファイズのとき、携帯を開く音はch2に配置していました。）
劇中ではBGMを鳴らしながらの変身シーンはありませんでしたので、上記の制約をご了承頂ければと思います。もちろん、携帯を開く音を鳴らさなければ、BGMを鳴らしながらボタン音を鳴らすという操作は可能です。

●着信音を新規作成
サイガドライバーに続き、こちらも着信音を新規で作成しています。サイガでもコンセプトにしていた、2003年の着メロ感のある音数で構成するという条件のもと、イメージとして「ファミコン～スーパーファミコンのRPGのボス戦」っぽさのあるメロディで作っております。お届け後にぜひ聞いて頂きたいです。

●豊富なオルフェノク効果音を収録
取説に記載の通りですが、オルフェノク関連音声を多めに入れております。
音声１～４は、通常の流れということで、「汎用変身音⇒会話時効果音⇒疾走態変化音⇒変身解除音」という構成になっています。音声５～８は、前述の４種の流れの中で、変身音がホースオルフェノクの初回変身音に変わっているパターンになります。
音声９～１１は、最終話で使用されていた変身音と、そこからの激情態への変化音と、最終話の変身解除音という構成です。（最終話でファイズと戦ったときの音声を参照した流れです。）

これらの音声は、#ボタンの短押しで鳴らすことが可能です。
受注ページで下記のように掲載しておりましたが、CSMファイズギアver.2、CSMサイガドライバーはこの音声を#ボタンの短押しに割り当てていましたので、そちらと同じになるように配置を改めています。オーガの歓声音は、左上にある「CALLボタン」に操作役割を移動しております。フォーマット統一のためということで、ご了承ください。


●さらにパラダイス・ロストでの特殊な効果音を多数収録！
さらにいくつかの効果音を収録していまして、変身解除音は、「劇中途中に行われた、ウルフオルフェノクとの戦闘時の解除音」と、「エラスモテリウムオルフェノクと戦った後の解除音」の２種類を収録しています。これらはベルト状態でトリガーボタンを長押しすることにより交互に鳴らすことが可能ですので、物語と同様に、やられてそのままの姿勢からの解除操作が可能となります。もちろん、携帯状態にしてボタン操作での解除も可能です。

ほかにも、「変身前状態で、ベルトにフォンがセットされた状態のボタンorトリガー操作」によって、「ウルフオルフェノク戦でのホースオルフェノク変身音」と、「ファイズに向かって走りながらオーガに変身する音＋パンチ音」を鳴らすことも可能となります。後者は、その音声を鳴らすとそのまま＜変身後状態＞に移行しますので、その後のスムーズなオーガなりきり遊びも可能にしています。

そして、「変身前状態で、ベルトにフォンがセットされた状態のトリガー長押し操作」によって、木場の最期の「青い炎が燃える音」も鳴りますので、本商品では

オーガの歓声音⇒変身音⇒パンチ音⇒途中変身解除⇒ホースオルフェノクに変身⇒そのまま走ってオーガに変身⇒オーガストランザーで必殺技⇒負ける⇒真理を庇ってエラスモテリウムオルフェノクを吹っ飛ばす⇒変身解除⇒燃える最期

という一連の流れをおおよそ追体験することが可能になっています。

●オーガストランザーについて
オーガストランザーは、シンプルな音声構成になりますが、そもそもあまり描かれなかった武器という点から、膨らませられる部分を足した内容にしています。
トリガーについては、短押しで通常の剣戟音が鳴ります。ミッションメモリーセット前であれば、設定上存在する「光弾攻撃音」が鳴ります。
ミッションメモリーをセットした後は、トリガーの長押しは「真理を庇ってエラスモテリウムオルフェノクを吹き飛ばす音」を鳴らすことができます。

また必殺技音は３種収録しており、オーガフォン側で切り替えることで、
① オーガ・ストラッシュ（勝利ver.）
② オーガ・ストラッシュ（敗北ver.つまりパラダイス・ロストの演出）
③ 真理を庇ってエラスモテリウムオルフェノクを吹き飛ばす音
を鳴らすことが可能です。

また、オーガドライバーを単独で購入された方のために、この必殺技音はオーガフォンだけでも鳴らすことが可能です。（CSMサイガドライバーのように。）
オーガフォンを起動する際、トリガーボタンを押しながら起動すると、オーガストランザーとは通信連動しないモードとなります。（トリガーを押さずに普通に起動すると、無線通信用のモードになります。）


●商品サンプル画像
このような感じになっております。


SNSにて一部の方から、サイドバックルがもう少し薄くならないかというご意見を頂いておりましたが、こちらはファイズシリーズの各種ギアのジョイント奥行きを統一させておりますので、そちらと同じ内部幅が必須となり、この厚みとなっております。玩具化に伴う事情としてご了承頂ければと存じます。


以上、CSMオーガギアのお届け前ブログでした。改めて、過去の予告段階でブログを更新できず、申し訳ございませんでした。ご購入頂けました方、本商品を楽しんで遊んで頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。