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更新日:2022年06月28日

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CSGタイタンソード、本日詳細解禁&予約受付スタート!


みなさまこんにちは。CSM担当フナセンです。

本日16時より「CSGタイタンソード」いよいよ予約受付スタートです!



まずは予約ページの方ご確認ください。

全長約90cm!ライジングならなんと約113cmという超巨大サイズの剣になりました!

究極大聖剣(約81cm)と比べるとこの差です!



デ、デカイ・・・・! そして、ライジングタイタンソードだと 



デカ過ぎんだろ…

このデカさでもプロップサイズでないから驚きです。
(プロップサイズでないことには正当な理由がありますので後述します。)

このデカさであれば



あまりにも有名な「キングオブアーサー」なポージングまで思いのまま!(自身の身長次第ではありますが)
このポージングが出来るレベルの剣商品って実はなかなか存在しません。
CSMブレイラウザーもカイザブレイガンも、究極大聖剣でも出来ませんでした。
西洋風な雰囲気もあるデザインのタイタンソードということで、デザインとポーズの親和性もバッチリ決まります。

さらにオープニングで画面に釘付けになった



ライジングタイタンの爆イケポーズもご覧の通り。買ったらみんな絶対これやりますよね?


今回、外観の再現性を向上させるために、これまでライダーのなりきりアイテムでは使用されることの無かった「アクリルパーツ」を使用しています。 



「大地」のリント文字が印刷されたこのパーツと、グリップの端にある小さな玉の、表裏合わせて4パーツをアクリルにしています。
通常の商品であればPCとかPVCとか呼ばれる、いつもの商品に使っているプラ素材を使うところなのですが、PC部材(通常のなりきりで透明部分に仕様している素材)は、中をくり抜かないと成型できないので印象がだいぶ変わってしまうし、PVC(通常のなりきりで、やわらかい部分に使っている素材)は、中をくり抜かなくて済むのですが、厚みによっては「ヒケ」と呼ばれる収縮が発生してしまうため、今回のパーツのサイズ感であれば採用できない・・・。また、透明感もちょっと濁った感じになる・・・。
というところで、普段ならコストが高くて使用しないアクリルを使ってみることにしました。
これであれば、硬質な質感と透明さと中身の詰まり具合を再現できるということで、かなりいいものに仕上がっていると思います。


当時商品にもあった、「剣先が伸びるギミック」はもちろん健在!
ライジングパーツをつけると先端の重量比重が大きくなって持ちにくいので、グリップ内部にはダイキャストを入れて、重量感のバランスを調整しています。
(ダイキャストはグリップ側の強度確保にも必要です。)
それでも強度面・安全性の観点から、強い力で・勢いをつけて振り回すことは推奨しておりませんので、丁寧に大切に扱って頂ければと思います。 



ちなみにグリップは予約ページ掲載画像(先日のおもちゃショーで展示したサンプル品)よりも少し太くなる予定です。(デザイン再現度と強度の向上のため)

そしてこちら、ちゃんと音声が鳴る商品です!
サイズ感を最大の売りにするというコンセプトですが、もちろんCSMの派生玩具なので音声はしっかり入っています。
CSGブランドは今後も音声は必ず入りますのでご安心ください。
ただし、BGMやキャラクターボイスは入れずに攻撃音・必殺技音を中心に入れる仕様となります。それらギミックは基本的にはベルトの方に集約していきます。
効果音だけになりますが、マニアックな演出もできるだけ反映していくつもりです。

剣が短い状態でボタンを押すと、「タイタンソードへの変化音」が鳴り、剣が伸びると、「シャキン」という、劇中で使われていた「伸びる音」が鳴ります。
ボタン短押しで剣戟音、長押しで必殺技「カラミティタイタン」の音声が鳴ります。これらはCSMアークルにも入っている音声なので想像が付きやすいですね。
アークルでタイタンフォームに変身した後、アークル側ではボタンを押さずに、以降タイタンソード側で音声を鳴らしていくと、音声再生先がスムーズに移行できます。
2つボタンがあるのですが、剣を伸ばすためのボタンは、剣が伸びた後も効果音を鳴らすためのボタンとしてそのまま機能しますので、そちらでライジングへの変化音を鳴らすことが可能です。
また、剣戟音を長い間繰り返し鳴らしていると・・・、24話の戦闘シーンにもあった、「ライジング化の予兆音」もランダムに鳴っていきます・・・!
おもちゃとしても楽しくなるようにこの辺も工夫していきます・・!


今回は商品に台座も追加し、画像のように飾ることが可能です。
古代石碑らをイメージした色とヒビ割れがデザインされています。



和室に日本刀を飾るかの如く、横向きに置いてお部屋のインテリアにもなんかいけそうな気がする!
タイタンソードの洗練されたデザインならば洋室にも映えそうです。


そしてこのタイタンソード。
2本あれば、クウガ珠玉の一話、EPISODE41「抑制」で描かれた二刀流も再現可能!



クウガ限界オタクの方はぜひ2本買いもご検討ください。
正直、2本使っていたシーンなんてほんとに一瞬なのですが、なんでタイタンソードの二刀流ってこんなに印象に残っているのでしょうか。クウガの不思議な魅力ですよね。
6/16のティザー発表後に2本買いを考えられている方が多くいらっしゃるのを確認して、その気持ちが自分だけでは無いことが分かって安心しました。

今回の商品、開発途中から急に世界情勢的な物価高騰や円安とキツイ煽りをくらってしまったため、コストがかなりキツイ商品となってしまったのですが、2本買いされる方が絶対多いと思っていたので、企画スタート初期から計画していた「税込で2万以下」という価格をキープして送り出すことにしました。
原価比目線で考えると大変お得な商品になっていますので、ぜひ1本だけでもご検討をよろしくお願いします・・・!

ちなみに・・限界に限界を重ねているクウガオタクの方はもう1本を使って塗装して、「装着変身仮面ライダークウガ6 アルティメットフォーム」に付属する「黒いライジングタイタンソード」を再現してみてはいかがでしょうか?
結果的に装着変身オリジナルとなったこの武器ですが、CSMアークルをアルティメットアークル状態にした上で持てば、世には出なかった「究極の闇」のなりきり遊びができるかもしれません。

さらにCSMアークルだけでなく、「CSMディケイドライバーver.2」を巻けばそれはもう「ディケイドクウガ タイタンフォーム」。
「DXジクウドライバー」を巻いてこれを持てばそれは「グランドジオウ」!
ということで、アークルをお持ちで無い方でもメモリアルなライダーのなりきり遊びに使えるというお得な設定が・・・!のでアークル無いからと言わずぜひよろしくお願いします!


最後に。
CSGのブランド発表後、「プロップサイズの武器だ!」という声を大変多く確認していますが、「CSGシリーズ」は「プロップサイズ」での商品化は行いません。
その理由ですが・・・、「武器のプロップサイズでの商品化はそもそも権利的に許諾が降りない。」という、議論の余地も無いぐうの音も出ない大前提の理由があります。
・・・が、それを差し置いてもし仮にプロップサイズで商品化が可能だったとしても、していないでしょう。
ということで、以下は開発目線でプロップサイズにしない理由です。

●プロップサイズはスーツ着用後のサイズ感で作られているので、生身の人間が持つにはデカ過ぎる
この春開催されていた「仮面ライダー展」に行かれた方には特にご理解頂きやすいと思うのですが、プロップ武器、めちゃくちゃデカイです。
これはライダーのスーツを着用して、一回り大きくなった人間が持ったときのビジュアルを想定されて作られているからです。
たまに劇中で素面の役者さんが武器を持っている演出がありますが、スーツのときよりもめちゃくちゃデカく見えたと思います。
平成1期中盤以降だと、役者さんが付けている変身ベルトはDX変身ベルトと同サイズなのですが、変身後のスーツが付けているプロップベルトはそこから●●%サイズアップされています。
その●●%は作品が違えどほぼ一定です。つまり生身→ライダーに換算するサイズが一定ということで、プロップサイズから逆にそれを割り戻して、生身の人間が持ったときに同じイメージになるサイズ感を算出して製作しています。
スーツは手袋もしていて、手も一回り膨れているので、素手でプロップを持つと相対的にデカく見えちゃうんですよね。

実は自分も名古屋の「仮面ライダー展」に巻尺を持って行き、タイタンソードのサイズを測ってきました。
アクリル越しにサイズをずっと測っている変質者ムーブをかましてしまい、スタッフさんに怪しまれてしまいましたがその成果は商品に反映されています。
公式設定のサイズとはまた多少の差異がありましたので、設定数字でなく実物サイズをベースに開発しています。
(ライダーの身長とか、公式設定だと2m越えだったりしますが実物スーツと差異があるように、撮影小道具も設定と差異があるようです。)

プロップサイズだと自宅の部屋の中で遊ぶには空間的に厳しいことも考えられますね。

●劇中で振り回すプロップは軽いアクション用なので、そのサイズを玩具で再現すると重すぎる
これは究極大聖剣のときのブログでも触れましたが、撮影小道具にはアップ用とアクション用の2つのプロップが存在します。
劇中のアクションシーンで軽やかに振り回しているシーンは軽くて柔らかい素材で作られた「アクション用」であることがほとんどです。(タイタンソードは軽やかには振ってないですが。)
一方、玩具はプラスチックで作ります。中身もぎっしりですし、電池なども入れることになるので正直重たいです。サイズがデカければデカいほど重くなるので、劇中のアクションが再現しづらくなっていきます。
ライダー展で展示されていたタイタンソードはライジングではないのですが、通常のソードであのサイズなので、もしプロップサイズのライジングを二刀流した日には腕が持ってかれるんじゃないかと思うくらいです。
サイズと重量のバランスを考慮すると、今のサイズ感が適正だと思っています。

以上、サイズ感の理由でした。
また置き場を気にされている方に向けて。箱のサイズはまだ未確定ではありますが、おおよそ縦95cm・横25cm・奥行10cmの予定です。
長いですが、傘立てと一緒で縦にして部屋の端や隅に置いておけば専有面積的には問題ないんじゃないかな、とも思っています。
置き場「だけ」を理由に控えることを考えられている方に対しては、開発側としては「もったいないよ!楽しいよ!」と言いたいです!この実物を持ったときの高揚感をぜひ味わって頂きたいと願っています。


ということで本日16時から、CSGタイタンソードを宜しくお願いします!!


そして最後に紹介するのは、「DXバイスタンプセレクション デモンズトルーパーセット」!
こちらもプレミアムバンダイにて本日予約スタートです! 



一昨日の放送から登場したデモンズ軍団。正直変身前のお二人が歴戦の勇者すぎてめちゃめちゃ強そうです。
淳さん永徳さんの変身なりきり遊びとして、中の人ファンの皆様もぜひよろしくお願いします!
デモンズドライバーでの変身音・アニメーションは「汎用枠」ということでこちらの割り当ても貴重です。
バイスタンプシリーズを引き続きよろしくお願いします。


本日ブログは以上です。 次回はなんと今週末7/1(金)更新予定です。
それではまた!
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